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伊藤 しげ子さん(千葉県との二地域居住)

ページID:137516987

更新日:2018年9月26日

生家を自分の好きな場所にリノベーション


自身の体験を話す伊藤さん(左)

伊藤さんは伊那市東春近で中学1年生まで過ごし、その後、東京や千葉で生活されてきました。空き家状態になっていた生家である東春近のお宅を13年前に陶芸の工房を併設した住宅にリノベーションしたことをきっかけに、現在お住まいの千葉県と二地域居住をしています。伊藤さんからはお宅をリノベーションした経過や伊那と千葉での生活についてお伺いしました。

生家を改修したきっかけ

両親が亡くなってから住む人が居なかったので、管理の為に年数回来るくらいでした。13年前に市役所から下水道接続の指導があり、下水を接続するなら家自体も改修しようかと考えていましたが、年数回しか帰らないのに直しても、、、と悩みました。
改修するか悩んでいるときに家のリフォームに関する講座を受講する機会があり、その時に話した講師の女性が「やりたいことをやれる場にすれば良いのでは」とアドバイスがあり、この言葉が心に響きました。そこで今も千葉で共同の工房を持って活動していますが自分の工房をここに作ろうと考えました。やりたい事があればここに来る、という事で改修を決めました。

改修の経過

家自体は昭和の初めに建てられたもので、こんな古い建物を残されても困るなと思っていました。どのように直そうか悩んでいるときに、古民家に携わっていた建築士さんと出会い、直す方向を決めていきました。玄関は土間にして、その横には窯のある工房を作って、洗面台は私の焼き物で…といった感じに作りたい空間づくりを進めていきました。土間を作る際には私も、建築士さんや家族友人と一緒に手伝いました。改修しているときは大変楽しかったです。おかげで見違えるような家になりました。

改修後の生活

改修後に工房ができ、建物もきれいになると自然とまた来たくなってここで過ごす時間が多くなってきました。当初は来ない予定であった冬にも来て、陶芸をしています。
また、使わなくなっていた蔵を2年前に駒ヶ根に移住してきた息子夫婦に手伝ってもらいながらギャラリーに改装しました。時間をかけ掃除をし、照明を直したただけなのですが、蔵の素朴な雰囲気が私の陶芸作品とあっていてとても気に入っています。
東春近小学校時代の先生や同級生とは今でも縁があり、同級生で一緒に展覧会を開催するなど、活動しています。

今後について

こちらの方々はとても人間が温かいなと感じます。時には玄関に野菜がそっと置いてあったり、あるときは重いスイカをやっとの思いで持ってきてくれる人がいたり、玄関で話がはずんだり千葉の団地ではなかなかないことなので、ここの居心地の良さを感じます。
こちらの人は畑や草取りなど、仕事をリタイアした後でもやることがいっぱいあって幸せだなと思いますし、こちらの人が健康なのは当然かなと思います。自分で育てた野菜を食べているのも当たり前だけどすごく贅沢なことだと思います。
千葉との往復も大変ですし、近い将来こちらに住もうかなと考えています。

平成30年10月13日(土)から15日(月)まで伊藤しげ子さんのお宅で作品展を開催します。
蔵を活用したギャラリーで展示を行います。ご興味のある方はお出かけください。

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お問い合わせ

伊那市役所 企画部 地域創造課 移住定住促進係

電話:0265-78-4111(内線2251 2253)

ファクス:0265-74-1250

メールアドレス:jkz@inacity.jp

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