ブックタイトル長野県伊那市工業技術ガイド2016

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概要

長野県伊那市工業技術ガイド2016

INA INDUSTRIAL TECHNOLOGY GUIDE合資会社宮島酒店〒396-0025伊那市荒井3629-1 TEL.0265-78-3008 FAX.0265-78-9492■ホームページhttp://www.miyajima.net/■Eメールsakeza@miyajima.net会社概要■代表社員/宮島敏■創業/1911(明治44年)■業種/その他(食品製造)■資本金/50万円酒造理念『お客様に安心して心ゆくまで日本酒を楽しんで戴きたい』という思いが、私共の酒造りの原点です。私共では、信州の豊かな大自然を背景とし、清潔感溢れる空気、肥沃な大地、清冽な水、冷涼な気候の中で、その環境を守り、育むような形で栽培された米を用いて、その米の旨味を存分引き出した酒を造り、その酒をお客様にキチンとした形でお届けしたいと考えています。そのため、嗜好品としての美味しさは当然の事として、酒造りの出発点としての土作り、米作りに特に心を砕いています。「安心」という言葉は漠然としていますが、私共ではその言葉を「顔の見える」事という明確な形に置き換えて、酒造りに励んでいます。「顔の見える農家」の方々にお作り戴いた良質米を用い、私共の思いを熱く語って戴ける「顔の見える酒販店」様にご販売戴くことにより、『信濃錦』がお客様にとりまして眞に「安心な」酒になると考えています。また味わいは、食中でこそ力を発揮する「芳醇辛口」を基本として、世界の中での日本酒を意識した個性的な商品造りを続けています。料理を引き立て、料理によって引き立てられる「芳醇辛口酒」というジャンルはまだこれからですが、その完成度をより高め、「芳醇辛口酒」に『信濃錦』ありと云われるような酒に育て上げたいと考えています。蔵の歴史創業以前に米穀商を営んでいたため、明治44年の創業以来、地元で獲れる最高の米を用いるという伝統があります。昭和40年代初頭の全国に先駆けての防腐剤無添加酒の発売以降、昭和40年代後半に糖類を無添加とし、昭和57年には酒造好適米を全量使用。また平成3年より全量を特定名称酒と致しました。平成17年にはすべての原料米が無農薬栽培もしくは低農薬栽培の地元農家との契約栽培となり、平成18年より全ての仕込みが純米醸造酒となっています。また平成に入り全国新酒鑑評会で8度の金賞を受賞し、特に平成17年及び平成27年には無農薬栽培「美山錦」を用いた純米大吟醸にて金賞を受賞しています。更に平成18年夏には低農薬栽培米を用いた特別純米酒が全日空国際線全路線のビジネスクラス機内食に採用されるなど、高い評価を戴いています。主要製品■日本酒■あま酒■主要銘柄銘柄名信濃錦(しなのにしき)斬九郎(ざんくろう)特徴と販売ルート中心銘柄地元と日本名門酒会にて販売芳醇辛口食中酒シリーズ「斬九郎」特約店のみにて販売83