市内小学5年生に保科正之公の漫画冊子を手渡ししました(1月20日)
ページID:492151633
更新日:2021年1月22日
伊那市が誇る偉人を語り継ぐ
高遠藩主を務め、後に徳川将軍家を支えた名君・保科正之公。この伊那市が誇る偉人の軌跡を地域の子どもたちにもっと知ってもらいたいと、正之公の生涯を分かりやすく描いた漫画冊子を毎年市内小学5年生に配布しています。
今年で11回目となり、この日は「名君 保科正之公の大河ドラマをつくる会」幹事会会長の北原紀孝さんや(一社)伊那市観光協会の職員が新山小学校に訪問。漫画冊子を児童に直接手渡ししました。
北原会長は、正之公が徳川家康の孫であることや、7歳から26歳までは高遠で過ごしていたことなどの生い立ちを説明。また、江戸で行った玉川上水の開削といった様々な施策は、幼少期に高遠で勉学に励み、自然から学んだ多くの経験が活かされていると語りました。
そして、高遠へ来るまでの幼い正之公を庇護していた見性院(けんしょういん)と信松尼(しんしょうに)は、高遠城の戦い(1582年)で武勇を振るった城主・仁科盛信公の姉妹であったことにも触れつつ、合戦時のようすを歌った「孤軍高遠城」の舞踊を披露。児童たちは、北原さんの話す正之公と伊那とのつながりを真剣に聞き入っていました。
「伊那市にはすごい人がいたのだと知ることができた」「人々の生活のためにいろいろなことをして、とてもやさしい人だと思った。これからもっとまちの歴史などを勉強してみたい」と、児童たちは話してくれました。また、北原さんは「伊那市といえば桜もあるが、この地に縁の深い偉人のことを地域の子どもたちに知ってもらう機会になれば」と話しました。
お問い合わせ
伊那市役所 総務部 秘書広報課 広報広聴係
電話:0265-78-4111(内線2131 2132)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:his@inacity.jp
