冬の自然観察会を行いました(1月30日)
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更新日:2021年1月30日
西箕輪の自然を身近に感じる
西箕輪公民館では、季節に応じた自然の魅力を地域の方に感じてもらおうと、毎年自然観察会を行っています。今日は澄み渡る蒼天のもと冬の自然観察会が行われ、地域の子どもから大人までおよそ30人が参加しました。
長野県自然保護レンジャーの白鳥孝案内人と、長野県自然観察インストラクターの野口輝雄案内人の解説のもと、みはらしファームから経ヶ岳植物園までを歩きました。
みはらしファームから望む山々を解説
木の温もりを触って確かめる
参加者はまず、みはらしファームから見える雄大な南アルプスの山々を堪能。白鳥案内人は「ユネスコエコパーク・ジオパークにも認定されている南アルプスをこのように見渡せる場所は中々ない。世界的に見ても素晴らしい地形と景観をもっている」と説明しました。
また、屋内では経木や麦ストロー、エコバッグの普及など、市が取り組む環境対策も紹介。参加者は経木を手に取り、優しい木の香りなどを感じていました。
しおりで植物の種類を確認
雪に残る動物の足跡を発見
みはらしファームから経ヶ岳植物園へ向かう山林道では、しおりを参考にして植物の名前を調べたり、積もった雪に残る動物の足跡を探しました。
雪に何を混ぜると温度が下がるのか実験
熱気球の実験は大成功
経ヶ岳植物園に着くと、野口案内人が空気の温度と重さの関係について説明した後、実際に熱気球を作って飛ばすなど、自然科学の実験が行われました。バーナーで熱した空気の入った気球がフワッと浮くと、参加者からは「おおー」という驚きの声。野口案内人は「自然の中での実験を通して、科学に興味を持ってもらえれば」と話しました。
斜面を何度も駆け上がりソリを楽しむ
最後は美味しいイチゴを持って記念写真
経ヶ岳植物園で温かい豚汁を味わった後は、子どもたちが雪の積もる斜面で元気よくソリを滑らせて遊んでいました。
今回で4回目の参加というご家族は「最初は親である自分から参加を勧めたが、今では子どもたちの方が観察会の開催を楽しみにしている。普段住んでいる地域だが、外に出てみると常に新しい発見がある」と笑顔で話してくれました。
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