ドローン・IoTを活用したスマート農業の研究成果を報告いただきました(2月16日)
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更新日:2022年2月21日
農業の省力化・効率化を目指して
市と連携してスマート農業の研究に取り組んでいる信州大学農学部の渡邊准教授や学生の皆さんがこの日、実証実験の成果を報告しました。
IoT(モノのインターネット)技術を活用した取り組みでは、獣が罠に掛かるとメールでスマホなどに知らせる「鳥獣罠センサー」の実証結果を説明。本来は仕掛けた罠を毎日見回る必要があるところ、センサーからの通知があったときのみ見回ることで、時間と経費が7割削減されたと報告しました。
また、ドローンを活用した取り組みでは、空撮とAI自動判別による農地確認の実証結果を説明。煩雑な事前準備を経て人力で行っていた現地調査について、大幅な負担減が見込めると話しました。写真から作物を判別するにはさらに高い精度が必要であると課題を挙げつつも、同様のシステムを導入している自治体では7割の省力化が実現していると報告しました。
白鳥市長は「研究は危機管理分野や福祉分野など、さまざまな活用が考えられる。これからの発展を楽しみにしている」と期待を寄せました。
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