伊那市中学校キャリアフェス2021

　令和3年3月30日（火）伊那市中学校キャリアフェス2021に向けて第1回生徒実行委員を開催しました。
　生徒実行委員会は毎年立候補を募り、各学校2人の計12人で構成されます。
　例年は中学1年生にキャリアフェスについて簡単な説明のみをして募集をしていたのですが、今年度からは学校にしっかり時間を確保してもらい、昨年度の生徒会実行委員からキャリアフェスの概要や生徒実行委員の役割、自分たちの経験を話してもらいました。
　話す内容については一切大人たちは手を加えず、生徒たちに任せました。生徒たちが話す姿は自信に溢れ、その内容には説得力がありました。すると、各学校から10人前後の立候補者があり、先生方も「どうやってこの中から2人選んだらよいのか」と頭を悩ませていました。

　そんな中、各学校の代表として集まった12人。

　まだ何をするのかも分からない中、初めて会う他校の生徒との集まりは不安だったのではないでしょうか。
　そんな気持ちの中、『キャリア教育とは何か』『キャリアフェスは何をするのか』『生徒実行委員会はどのような役割があるのか』という話を聞いても、まだ理解はできないでしょう。
　今後実行委員会を重ねる中で、多くの大人とかかわり、いろいろな話を聞き、12人で話し合い、沢山悩み、きっと途中で「思っていたのと違う」「大変」「実行委員会いきたくないな」、など各々壁にぶつかることもあるかもしれません。しかし、そこから一つのチームになり、今年のカラーを出して創り上げていってくれるだろうなという期待が持てる頼もしいメンバーが集まりました。11月11日にとびっきりの笑顔で、「楽しかった！」「立候補してよかった！」と思えるようなキャリアフェスになるよう、私たち大人たちは全力でサポートしていきたいと思います。