大規模小売店舗の出店に伴う事前協議等に関する指導要綱

大規模小売店舗を伊那市内に出店する際に、事前に伊那市と地域住民等が事業計画の概要を把握し、地域社会との調和や、良好な生活環境の維持等を事業者と協議するため、事業者は本要綱に基づき、市へ事前に出店計画届出書を提出し、市と協議を行うことが必要です。

「市・事業者・地域社会等が事業計画の概要を共有」し、「大規模小売店舗と地域社会の調和」を図ります。

もっと「良好な生活環境の維持」「地域社会の健全な発展」に資することを目的としています。

伊那市の区域に、店舗面積が1,000平方メートルを超えて小売業を行おうとする方は、要綱に基づき、事前協議手続が必要です。

（1）出店計画届出書提出（事業者から市へ）

• 最初に市または行政委員会に行う書類提出と同時に提出

〈届出の内容〉

• 店舗設計計画、工事計画、営業計画の概要、開店予定日
• 都市計画等の都市づくりとの整合方策
• 駐車場等の整備計画並びに周辺の交通対策（駐車場収容台数、交通予測、発生交通量が周辺に与える影響と対策、歩行者の安全対策等）
• 地域環境の保全対策（廃棄物処理、景観、排水処理、騒音、悪臭、屋外照明等の計画と光害対策等）
• 地域社会への貢献策（地元生産物の販売計画、高齢者・身障者への配慮策、雇用予定人員、地域文化等への協力、災害時の対応・協力、防犯活動等）

（2）連絡協議会での調査、審査

• 協議会は部長により構成
• 出店等に関する重要事項について審議

（3）商工会議所等への通知（市から）

• 届出内容の通知

（4）近接住民周知、意見聴取（事業者）

• 説明会等による周知、意見聴取
• 終了後、市へ報告書の提出

（5）協議会での調査、審査結果、近接住民意見聴取報告等を踏まえ、事業者との協議（市から事業者へ）
（6）協議事項に対する回答（回答書）（事業者から市へ）
（7）手続完了確認（確認書）（市から事業者へ）
（8）開店（開店届）（事業者から市へ）