歴史博物館 特別展「伊那のお寺と仏教文化」開催中
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更新日:2023年3月11日
特別展チラシ
名称
第78回特別展 「伊那のお寺と仏教文化」
企画趣旨
伊那市には多くの寺院があり、創建が中世にまで遡るところもあります。中世の伊那市域は高遠を中心にして天台宗や真言宗の寺院が曹洞宗や日蓮宗の寺院に生まれ変わるということがしばしば起こりました。その背景には身延山久遠寺や甲州武田氏の勢力が影響しています。
江戸時代になると、高遠城下で様々な宗派の寺院が設けられました。明治時代以後は武家社会の崩壊によって寺院の後ろ盾がなくなっていき、檀家が著しく減少した寺などは順に無住寺あるいは廃寺となってきていますが、市内の寺院の数はまだ70近くあり、宗派も8つあります。
令和4年度の第74回特別展「高遠が誇るお寺の文化財」で多くの資料を公開したことで、仏像や仏画、昔の住職や高僧がしたためた書画や檀家による寄附品など、お寺が持つ文化財が非常に多いことを市民に伝えることができましたが、住職の兼務や交代によって所在が曖昧になる場合もあり、所在の把握と公開に向けた活動は継続していく必要があります。
近年、地区で保管してきた葬送関連資料が処分の対象となる事例が増加しています。仏教文化に関する資料は寺院にあるものだけではなく、このようなものも含まれます。
そのため、本展覧会では市内全域に視野を広げ、寺院に遺る貴重な資料や地区に遺されている仏教関連資料を取り上げることで、多くの方に伊那の仏教文化の一端を知っていただき、各地に遺る類似資料の継承について考える機会とします。
期間
令和5年2月25日(土曜日)から令和5年6月18日(日曜日)
休館日
2月27日(月曜日)
3月4日(土曜日)、6日(火曜日)、13日(月曜日)、22日(水曜日)
4月24日(月曜日)
5月8日(月曜日)、9日(火曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、29日(月曜日)
6月5日(月曜日)、12日(月曜日)
開館時間
午前9時から午後5時(最終入館は午後4時30分)
会場
伊那市立高遠町歴史博物館 2階 第3展示室
住所
396-0213
長野県伊那市高遠町東高遠457番地
入館料
一般 | 400円 |
---|---|
団体(20名以上) | 300円 |
- 高校生以下、および18歳未満の方の入館は無料です。
- 団体は20名以上です。
- 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名の入館料は免除になります。
- 国立高遠青少年自然の家の利用者で、自然の家の証明がある方(団体・個人)の入館料は免除になります。
- 小学校・中学校・高校・特別支援学校等の学校、公民館、社会福祉協議会等の取組として入館される場合は、入館料が減免の対象となる場合があります。事前に館にお問い合わせください。
主催
伊那市教育委員会、伊那市立高遠町歴史博物館
第78回特別展チラシ(裏)
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お問い合わせ
伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 高遠町歴史博物館
電話:0265-94-4444
ファクス:0265-94-4460
メールアドレス:t-rhk@inacity.jp
