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令和元年9月議会定例会あいさつ

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更新日:2019年9月2日

令和元年9月議会定例会あいさつ

令和元年9月市議会定例会の開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
今年は、例年より8日、昨年より30日以上も遅い7月29日に梅雨が明けてから、8月は連日記録的な猛暑に見舞われ、本当に暑い夏でございました。

お盆を過ぎまして、厳しい残暑が続いているところでございますが、朝夕は幾分暑さもやわらぎ、夕方に聞こえる虫の音に秋を感じるようになりました。

さて、今年の夏は、全国高等学校野球選手権大会長野大会における伊那弥生ヶ丘高校の快進撃により、一層熱い夏となりました。上伊那勢としては、58年ぶりに決勝進出を果たした伊那弥生ヶ丘高校野球部の皆様の全力プレーは、多くの市民に元気と感動を与えてくれました。近い将来、上伊那から甲子園に出場するチームが出てくれることを期待するところであります。

去る、8月3日、4日に開催された第62回伊那まつりは、テーマを「跳(はねる)」とし、盛大に行われました。

1日目の市民踊りには、91連、約5,800人が活き活きとした踊りを披露し、沿道やおまつり広場は、熱気にあふれていました。

2日目の遊イングビレッジは、ご当地ソングの女王「伊那市観光大使水森かおり」さんによる特別ミニステージに始まり、多彩なステージと多くの出店に大変な賑いでありました。伊那まつりのフィナーレを飾る花火は、多くの企業と市民の皆様のご協力を頂きまして、5,000発もの花火が夏の夜空を彩りました。

伊那まつり期間中は、厳しい暑さのなか、警備や交通対策にご協力をいただいた皆様、準備から片付けまでご参画いただいた多くの市民の皆様、関係の皆様に心から感謝を申し上げます。

昨日は、大雨による土砂災害や洪水を想定した「伊那市総合防災訓練」を、西春近北小学校と西春近南小学校を主会場として西春近地区で行いました。

今回の訓練の最大の目的は「逃げ遅れゼロの地域づくり」とし、発災後の「安否確認」と「避難場所」の確認など地域の「初動対応」の訓練を行い、ひとりの犠牲者も出さない地域づくりを目指すものでしたが、地域の皆様、また国・県や災害時応援協定締結団体の皆様にも参加していただき、有意義な訓練が実施できたと思っております。

また、保育園児や小学生を対象とした防災教室も開催し、将来を担う子供たちも、防災を学ぶ良い機会になったと感じております。

これから台風シーズンの本番を迎えるにあたり、防災対策、減災対策に万全を講じてまいります。

さて、本議会におきましては、平成30年度の決算認定をお願いいたしますが、市の財政状況は、財政健全化プログラム等の取り組みにより着実に改善しております。

地方公共団体の主な財政指標のうち、実質公債費比率は0.3パーセント良化して「9.5パーセント」に、また、将来負担比率は、前年度同様の「数値なし」を維持しております。

これは、地方債においては「返すより多く借りない」ことを徹底して、残高を減少させてきたこと、また、借り入れる場合も「合併特例債」や「過疎債」など、いわゆる「有利な起債」を優先させてきたこと、さらに、着実な基金の積み増しによって、将来負担に対する充当可能基金を増加させてきたこと、などによる成果であります。

今後、幹線道路網の整備など大型事業が続くほか、合併特例債の終了や、普通交付税の減少など課題もございますが、引き続き、事業の「選択と集中」により、健全な財政運営に努めてまいります。

また、未収金対策では、平成17年度末の決算で約16億8,000万円まで増加していた伊那市全体の未収金は、困難な案件が残る中で、徴収担当課職員及び全職員の努力と適切なマネジメントによって、平成30年度末の未収金は3億9,595万円まで縮減しました。今後も引き続き、公平な負担と安定した財源確保のため未収金解消に努めてまいります。

それでは、最近の市行政の主な動きについてご報告申し上げます。

7月5日に、長谷鹿嶺高原で、「伊那市50年の森林(もり)づくり2019植樹祭」を、鹿嶺高原の森林整備に協賛いただいている企業の皆様、国・県などの関係者、地元長谷小学校の全校児童、西春近諏訪形区を災害から守る委員会の皆様など、約150人のご参加をいただき開催し、災害に強いと言われているミズナラ約600本の苗木を植えました。

今後も「伊那市50年の森林(もり)ビジョン」実現に向けた取組を市民の皆様とともに、ひとつひとつ着実に進めてまいります。

去る7月9日付にて、伊那市は、全国4自治体の1つとして、総務省所管「データ利活用型スマートシティ事業」に採択され、地域密着のケーブルテレビをプラットフォームとし、平常時の安否確認や緊急時における通報機能に加え、チャンネルのリモコンのみで、交通・買物・医療などのサービスの申込や利用を可能とする仕組を構築し、将来にわたり地域で暮らし続けられる環境の整備を図っていくこととなりました。当該事業費につきましては、本9月定例会におきまして、補正予算に計上してございますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。

また、8月8日には、内閣府・総務省・経済産業省・国土交通省の共同所管となる「スマートシティ官民連携プラットフォーム」登録団体に認定され、これまでの「地方版IoT推進ラボ」及び「地域IoT官民ネット」と合わせた三位一体の枠組として、更なる新産業技術の推進に注力してまいる所存でございます。

7月27日には、「第1回在宅医療と介護を考える市民の集い」を開催しました。講師に宮崎大学医学部の吉村学(よしむらまなぶ)教授を迎え、市民の皆様が、住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らすために必要なこと等についてお話しいただき、多くの皆様に聴講いただきました。

7月26日、27日の2日間、伊那商工会議所「地域資源活用委員会」の主催による「プレミアムフライデー」のイベントが、中心市街地を主会場に177店舗の参加のもと実施され、多くの人で賑わいを見せました。

また、市の事業として進めています、環状南線の工事でありますが、いよいよ家屋等の物件移転も進み、道の形が見える様になってきました。約1.3キロメートルにわたる工事を2年で行うため、タイトなスケジュールにはなりますが、予定通り令和3年3月の完成を目指していきます。

小中学校のエアコン設置につきましては、梅雨明け前には、全普通教室、管理教室等への設置を完了しました。

また、6月定例会において契約をお認めいただきました小中学校へのICT機器の整備について、8月中にすべての設置を終え、学習用ネットワークの高速化と併せてICT活用教育の環境が概ね整いました。

8月14日、15日には、旧伊那市地域におきまして、次代を担う新成人、約500人が出席して、成人式が行われました。式典の市長メッセージの中で、『リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を間近に控え、無理に都会に住まなくてもよい時代が来る。新成人の皆様には、輝かしい伊那市、伊那地域、INAValleyを共に創っていただきたい。』と、語りかけました。

以上、主な事業につきましてご報告させていただきました。

本定例会に提出いたします議案は、一般案件5件、条例案件10件、決算案件10件、予算案件4件の計29案件でございます。

詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議いただき、ご議決賜りますようお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。

お問い合わせ

伊那市役所 総務部 秘書広報課 秘書係

電話:0265-78-4111(内線2133)

ファクス:0265-74-1250

メールアドレス:his@inacity.jp

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