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伊那谷の仕事と暮らしvol.3 特別養護老人ホームさくらの里

更新日:2020年12月28日

人と地域とつながって、安心できる暮らしをつくる

伊那市高遠町にある、特別養護老人ホームさくらの里。約100名のお年寄りが毎日を過ごす場所です。人と接する仕事には、どんなコミュニケーションの手触りがあるのか、ここで8年前から働く同期でもある作業療法士の岡村駿佑さんと介護福祉士の北原沙希さん、そして採用を担当する酒井恵理さんからさくらの里のお仕事について、お話しをお聞きしました。

高遠の初冬の景色に溶け込む施設

伊那市で働くことを選んだ理由

岡村さんは長野県の上田市出身、北原さんは地元高遠町の出身。バックグラウンドはだいぶ異なるお二人ですが、長野県伊那市で働く、ということは自ら積極的に選んだのだそう。北原さんは東京からのUターン。「高校卒業後、行きたい学校が東京だったので地元を出る必要があったのですが、就職活動を考えるときになって、満員電車に乗り続ける生活や仕事の想像がつかなくて。高遠に戻ってきたいと思いました」。介護の仕事に、初めから関心があったわけではなかったそうですが、ご自身のひいおばあさんが楽しそうにデイサービスに通っている姿をみて、人の役に立てる仕事に就いてみようと思ったそう。

一方、上田市出身の岡村さんはなぜ伊那市で働くことになったのでしょうか。「大学時代に6週間、このさくらの里に実習に来たんです。その時の雰囲気がとてもよくて。利用者さんが大切にしてきたものごとを一緒に大切にして、行事なんかも積極的にやってるのがいい施設だなと。だたその時には求人がなかったので地元の上田に就職をしましたが、働く中でやはりさくらの里で作業療法士として働きたいという思いが強くなっていって、タイミングが合ったので、こちらにきました」。伊那市、ではなく職場を理由にここに来た岡村さんにとって、伊那市の暮らしはどうだったのでしょうか。「地元である上田や松本にも近いし、東京も名古屋にも利便性がいいですね。暮らしにくさや不便さのない場所だと思います」。

東京での暮らしを経て伊那に戻ってきた北原さんは、改めてこの場所の暮らしの良さを感じることもあるそう。「高遠城址公園が近いので、春には桜を見ながら仕事ができたり、初夏の新緑、秋には紅葉、不便にならない程度に雪も降って、四季の変化を強く感じるところがいいですね。あと、家から職場まで、信号がほとんどなくて、スムーズに通勤できるところもストレスがなくていいです」。毎日目に入る景色はバリエーションに富んでいて、信号や渋滞のような外部要素に影響を受けずにストレスフリーに生活ができる、というのは、それが当たり前の日常であるからこそ、思っている以上に大切なことなのかもしれません。

人とかかわる仕事のやりがい

伊那市で働くことを選んだ北原さんですが、介護の業界は全くの初心者。介護の仕事はそういった人でも働きやすい環境ですよ、とは酒井さん。「新入職員には1年先輩がマンツーマンでついて教えています。介護の仕事は制度ややり方も時々で変わってくるので、施設内で研修をやったりもしています」。北原さんも、就職が決まってから急いで初任者研修を取ったくらいで、入ったときは知識もぜんぜんなかったと言います。「できるようになるまで一から丁寧に教えてもらうことができました。はじめは、利用者さんが1日過ごす中での全部に関わる仕事は、次から次に目まぐるしくも感じましたが、行事で利用者さんの笑顔が増えたりとか、冗談を言ってくれたりして、こちらも笑わせてもらったり。最初は何を話そうと考えていたけど、反応があるとうれしくて、いまは、今日は何月何日ですよ、くらいでも会話はなんでもいいんだと思えるようになりました」。

私たちの仕事は人と接する仕事。人によって性格や好みは違うし、同じ人であっても時々の状況で反応は変わって、いつも同じルーティーンでこなせる業務ではありません。「岡村さんは、そうきたか!!みたいな、ほかの人が思いつかないようなアイデアを出して、自分で実行してくれるんですよ」と酒井さん。ルーティーンにできない仕事だからこそ、自分で考えて生み出す楽しさがあると岡村さんは言います。「企画を立てたり実行したりするときには、何をやってもいいという雰囲気はもともとあって。利用者さんのやりたいことや今まで大切にしてきたことを、施設のレールに乗っかるのではなく利用者さんの思いに寄り添い、具体的な計画を立てて実現しようとしていたら、ここでしかできないことができるようになってきたように思います」。

「介護の仕事は、たしかに向き不向きはあると思います。いろいろありますが、考え込まずにまいっかと思える気軽さも必要。でも改めて考えると利用者さんとお話をして嬉しかったことが浮かんで、楽しいことの方が多いですね」という北原さんのお話を聞くと、人と接する仕事、人の生活にまるごと関わる仕事には、もちろん大変さがついてくるのだとは思いつつ、だからこそ、チャレンジができたり日々に喜びがあったりするのだと気づかされます。

地域で働くことの楽しさと豊かさ

皆さんと話している中で、頻繁に出てきたのが「楽しい」という言葉。介護の仕事の楽しさ、とはどんなことなのでしょうか。「ここで働いてよかったと思うのは、自分がここで育ってきて、利用者さんもこの地域で生きてきた人だから、利用者さん同士も知り合いだったり、つながりが感じられることです。いつもはあまり話さない人も地名を出すと喜んで、興味を持ってくれたりします」。北原さんのお話を伺っていると、都会は刺激があってもちろん楽しいけれど、自分と地域がつながっていると感じられる場面がすくないさみしさもあるのかもしれないと感じます。地域や人とちゃんとつながっていると思えることの安心感が、地方や地域で暮らしていくことのよさの一つかもしれません。

岡村さんは、人生の先輩であるお年寄りから学ぶことが多いと言います。「お年寄りはすごい時代を生き抜いてきた大先輩であり師匠のような存在。戦時中の話、日々の暮らし、季節の行事、畑仕事、料理の話など仕事以外のことでいろいろなことを教えてもらえます」。利用者さんと職員、という関係以上に、自分の知らないことを教えてくれる人がいつもそばにいることは、それぞれの暮らしや生活に新しい発見を与えてくれるように感じます。

「力がなくなったり手がすこし震えていたりしても包丁で手を切ったのを見たことはありません。体にしみついたものは自然とできるから、そういうことができる場をたくさん提供していきたいですね。特別養護老人ホームに入ることで、地域と離れたという感覚の人もいます。だからこそ、さくらの里に入ってもそこを、住みなれた地域と感じてもらう、ここに来てよかったと思ってもらえるような施設にできたら」と岡村さん。

地域を大事に思ってきたからこそ、住み慣れた地域が好き。そんな気持ちはずっと住んでいる人も、戻ってきた人も、移り住んできた人も同じなのだと思います。特別養護老人ホームという施設の中で、地域を思う気持ちを一緒に大切にして生活することは、利用者さんにとっても、そこで働く皆さんにとっても安心して暮らすことにつながっていくのだと、いままで気づいていなかった、仕事の魅力を知ることができました。

左から下澤沙織さん、中央は伊藤慶彦さん、右は森田貴子さん
左:岡村駿佑さん、中央:北原沙希さん、右:酒井恵理さん

特別養護老人ホームさくらの里についてはこちらから

伊那谷で働くみなさんの「仕事」と「暮らし」を紹介します

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ファクス:0265-74-1250

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