手良保育園でリースの飾りつけ(11月27日)
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更新日:2020年11月30日
地域の素材を集めた手作りリース
手良保育園では、園児たちが地域で集めた素材を使ってリースの飾りつけに挑戦しました。
例年、小学校の音楽会や支所の催しなどに参加し、地域の小学生や高齢者との交流を深めてきた園児たち。今年は新型コロナウイルスの影響でさまざまな催しが中止になるなどして、地域との交流の機会が減っています。
そんな中、地域で綿の普及に取り組む『綿の会』の方から綿の種をもらい、園児たちは大切に育て、収穫しました。
飾りつけには、そんな地域と園児の想いがつまった綿を使いました。また、この日は『綿の会』会長の蟹澤幸一さん指導のもと、綿繰り機を使って綿と種を取り分ける作業も体験。園児たちは力いっぱい取っ手を回し、ふわふわの綿が出てくる瞬間に見入っていました。
リースに使われているのは、地域の方と一緒に収穫したサツマイモの蔓と、地域の方からいただいたユーカリ。園児たちが散歩の時間に見つけたユーカリ畑に惹かれたことがきっかけで地域の縁がつながり、栽培者である春日保さんからいただいたもの。
そのほか、畑の先生、向山岩子さんと一緒に保育園の畑で育て、赤くなったシシトウや散歩の時に拾ったドングリ、園庭のメタセコイヤの実など、様々な自然物などを飾り付けて、園児たちは思い思いの作品を仕上げました。
「かわいくできた!」「いっぱいドングリをつけられた!」と、地域の素材で出来上がったオリジナルのリースに大満足。
『綿の会』会長の蟹澤さんは「綿をたくさん使って、かわいく仕上げてもらえてうれしい」、また、ユーカリを提供した春日さんは「ユーカリの香りなど新たな魅力を知って、子どもたちが少しでも元気になってほしい」と、優しい目で作業を見守っていました。
コロナ禍にあっても、温かい地域のつながりが、子どもたちの笑顔を輝かせています。
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