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伊那市ゆかりの偉人たち

ページID:958538500

更新日:2019年4月1日

伊那市ゆかりの偉人はどのような顔ぶれでしょうか。このページでは伊那市ゆかりの偉人を紹介します。
業績等は主だったものだけを掲載してあります。詳細はページ下部のリンクもしくは外部サイトでご確認ください。

池上秀畝(1874-1944、日本画家)

高遠町(現・伊那市高遠町)に生まれる。祖父休柳、父秀花と二代画家の家系で4、5歳のころから絵に親しんでおり、自然を写生するのが日課であったという。
明治22年上京、荒木寛畝に師事。日本美術協会展、文展、帝展等に出品。大正5年から大正7年の文展で連続3回特選を受賞し、旧派の画家としての伝統に立脚しながら、写実に基づく山水画、花鳥画を追求した。
「伝神洞」画塾を主宰し、後進の指導にも力を尽くした。

伊澤修二(1851-1917、教育者、教育学者)

高遠藩(現・伊那市高遠町)の下級武士の家に生まれる。藩校・進徳館に学び、大学南校(現・東京大学)へ進学したのち、文部省へ出仕。1874年に愛知師範学校(現・愛知教育大学)の校長となる。アメリカへの留学を経て、東京師範学校(現・筑波大学)の校長となり、音楽取調掛に任命される。唱歌集の編纂に並行して音楽教育の重要性を進言し、東京音楽学校の初代校長を任命される。
1894年、日本に領有化された台湾へ志願して赴き、近代化教育を行う。
1903年、楽石社を結成し吃音矯正に尽力する。その後、中国の漢字の発音に関する研究も行うが、志半ばで急逝する。

伊澤多喜男(1869-1949、政治家)

修二の弟で高遠藩に生まれる。東京帝国大学法科大学を卒業後出仕、内務省に入省する。1907年、和歌山県知事になったのち、愛媛・新潟県知事を歴任、1916年から貴族院議員を24年余り務め、1924年に台湾総督、1926年には短期間ながら東京市長、1940年から枢密顧問官も務める。高遠城跡公園にある無字の碑は、多喜男を讃えた碑だが、建立を進めたい地域の有志に対し、多喜男は「政治家はいつ政治犯になるかわからぬ」という理由で建立を止めようとした結果、無字の碑が建立されたという。

井上井月(1822?-1877、放浪俳人)

越後長岡、武士の家に生まれた説が有力。若年期には、芭蕉に影響を受け江戸を放浪か? 1858年ごろ、突如伊那谷に現れ、以来死ぬまで伊那谷を中心に放浪生活を送る。井月は、請われて俳句をしたためたり、一宿一飯の礼に祝いの言葉を言ったり(ほかいびと)、連句の会などに参加して生活をしていたようである。
井月の歴史的な価値は、小林一茶が没して正岡子規が世に出るまでの間、俳句に関する史料ほとんどない中で、俳句の文化を支え、庶民が俳句とどうかかわっていたかを示唆している点にある。
井月の句は、写生句・庶民の生活・旅の一コマを詠んだものが多い。

内田孝蔵(1881-1952、医者)

高遠出身の眼科医で、修二のいとこ。ドイツに留学後、東京に医院を開業。日本で初めて二重瞼の施術を編み出した美容整形の先駆者。関東大震災では、罹災者らを無料で診察し、評判が広がった。
高遠城跡公園の「天下第一の桜」碑や五郎山にある「日本魂」碑は孝蔵が寄付したもの。

中村不折(1866-1943、洋画家、書家)

父は伊那町、母は高遠町出身で、不折が5歳のときに父親が事業に失敗したため高遠町に戻った。一旦は教員になるものの、真壁雲郷に画を学び、絵を志して上京。フランスへの遊学を経て描いた「建国創業」で評価され、美術家として栄誉のある帝国美術院会員にも推挙される。特に人体描画では定評がある。
書では、龍眠帖が評価され一派をなしたほか、六朝以前の書風を研究し様々な資料を収集、それらは現在台東区立書道博物館に所蔵されており、国内屈指のものとなっている。

中村弥六(1854-1929、林学者、国会議員)

高遠出身の国内初の林学博士。幼少時は藩校・進徳館で学びを深める。出仕してからはドイツに留学し、林学・林政を研究。帰国してからは、山林学校教授を兼任し日本の林業振興に尽力した。

馬島柳泉と馬島家(藩医)

柳泉は松本出身で、松本藩の眼科医だったが、浪人を経て1727年、高遠藩に眼科医として勤めることとなる。八代目の馬島律司まで、高遠の馬島家住宅で医業に尽くす。

多くの偉人を輩出した高遠藩校

お問い合わせ

伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 生涯学習係

電話:0265-78-4111(内線2721 2723)

ファクス:0265-72-4142

メールアドレス:sgs@inacity.jp

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