キャリアフェス イン 春富中学校を開催（平成29年7月4日）

　伊那市では、子どもたちが、社会的・職業的に自立した大人となるよう、長期的な視点に立ち、地域全体で子どもの成長をバックアップする取り組みとして「キャリア教育」を推進しています。
　このたび、キャリア教育の一環として、中学生がふるさとの産業や歴史、文化と出会うきっかけをつくる「キャリアフェス」を市立春富中学校で開催しました。

　今年のキャリアフェスは、伊那市キャリア教育推進委員会が主催し、春富中学校の生徒たちが実行委員として自ら企画運営を行いました。
　サブテーマは他喜力（たきりょく）。このサブテーマには、事前学習などをとおして、生徒自ら伊那市の産業や歴史、文化、そしてそこに暮らす地域の方々を知り、理解を深め、地域内外へ情報発信することで、「それぞれの分野に携わるみなさんを幸せにしたい」という思いが込められています。

　当日は、春富中学校の全校生徒と長谷中学校の1、2年生計約480人が、地域で活躍する大人たちの仕事や活動の内容を学ぶだけでなく、この地域に対する想いを共有する機会となりました。
　また、限られた時間の中で各企業が出展するビジネスブース、風土・文化に係る仕事や活動に携わる方々が出展するヒューマンブースを熱心に見て回る生徒たちの姿が印象的でした。
　当日の様子を映像に収めましたので、こちらもぜいご覧ください。（伊那市キャリア教育推進委員会提供）

　伊那市役所もブース設けて、生徒のみなさんに伊那市の「こんなところが良い」、「こんなところが好き」を考えていただきました。その内容は、市役所一階市民ホールにも掲示し、市民のみなさんにもご覧いただきました。生徒のみなさんの率直な気持ちや意見をお伺いするいい機会となりました。

　今後も伊那市では、キャリアフェスや職場体験などをとおして、地域の子どもたちが、社会的・職業的に自立した大人となるよう、長期的な視点に立ち地域全体で子どもの成長をバックアップしてきます。