第2回議会改革フォーラムを開催しました（結果報告）

　先般8月22日（水曜）に第2回議会改革フォーラムを開催し、125人の方にお越しいただきました。ありがとうございました。

　平成18年の合併以後、伊那市では議員定数削減、一般質問での一問一答方式の導入など議会改革に取り組んできました。また、平成22年より「議会改革特別委員会」を設置し、議員・議会のあり方など基本理念や、議会運営の基本原則を定めた議会基本条例について調査、研究を重ね、平成24年3月に「伊那市議会基本条例」を制定いたしました。

　本来、地方公共団体は、住民の直接選挙で選ばれた「首長」と「議会」が独立した立場で、お互いをチェックしながらそのバランスを保ち、市政の適切で円滑な運営をしていくものであります。「議会」は住民の皆さんの意思を反映した政策を議論し、決定する場であり、「首長」は議会での意見や決定に基づいて政策を実現する機関です。

　しかし今、議会の最も重要な役割、住民の意思を政策に反映し、自治体としての意思を決定するという責務を果たしているのか。市政をチェックする目とバランスが有効に機能しているのか。伊那市議会としてもこのような問題を克服し、議会としてのあり方を再確認するべく議会基本条例を制定しました。

　今回のフォーラムでは、現在まで伊那市議会が取り組んでいます議会改革に関する活動報告と、併せて議会に関して日頃市民の皆様が感じていることなどご意見をお聞きしました。

　今後も議会改革に向け、市民の皆様のご意見をお聞きしながら、全議員一丸となって、「市民に身近な開かれた議会、信頼され頼りにされる議会」を目指して活動していきたいと考えております。

　伊那市議会　議長　伊藤　泰雄

　議会改革特別委員会　委員長　黒河内　浩

※当日配布しました資料及び会場等でお寄せいただいた意見の要旨を掲載しています。下記関連ファイルをクリックしてご覧ください。
　また、フォーラム時にご協力いただきましたアンケートの集計と、議会に対する意見、要望、感想も掲載していますので併せてご覧ください。

※下記関連リンクから、市議会に関するお問い合わせ、ご意見をお寄せいただくことができます。是非ご利用ください。