コンテンツ保管庫
 
 
 
  目 次
10 11 top  
 

 新市の重点プロジェクト
 
新市のまちづくりにおいて、特に重点を置いて実施するプロジェクトです。

 

 交流のまちづくりプロジェクト 
 新市の一体化を進めるために、各地区を結ぶ道路や循環バス等の公共交通を整備を進めます。
 また、権兵衛峠道路の開通等の広域的な交通状況の変化に対応し、通過交通の円滑化を図る一方、生活道路や歩道などの交通安全施設を整備し、住民生活の安全を守ります。さらには、上伊那の交通の要衝としての利点を活かし、上伊那の中核都市をめざします。
 ・国道153号伊那バイパスや152号バイパス等の整備促進
 ・東西交通確保のための環状道路や幹線道路の整備
 ・権兵衛峠道路開通後の交通安全施設等の整備
 ・地域を結ぶ循環バスの整備や日常の交通手段の確保
 ・特急列車の飯田線乗り入れの促進
 ・権兵衛峠道路を利用しての名古屋圏への利便性の向上施策 など
 
 観光のまちづくりプロジェクト 
 権兵衛峠道路の開通等により、木曽方面や諏訪方面、飯田下伊那などとの交流や連携が活発化することで、広域観光ルートの形成が急務とされています。
 また、既存の観光資源、観光施設のリニューアルを図るとともに、新たな観光資源の掘りおこしを進め、新市全体の観光振興を進めます。
 ・権兵衛峠道路の開通を見据えた広域観光戦略の展開と施設整備
 ・高遠城址公園やみはらしファーム、南ア林道バス等による観光客の誘致
 ・新市のブランド化に向けたPR戦略の強化
 ・高遠少年自然の家やキャンプ場などを活用した体験型観光の推進
 ・桜やアルストロメリアなどの「花」をテーマにしたまちづくりの推進
 ・温泉入浴施設等を活用した通年観光の振興
 ・二つのアルプスにまたがる広域観光ツアー等の企画と観光連携
 ・史跡・歴史・文化を活かした観光客の誘致 など
 
 産業のまちづくりプロジェクト 
 新市の企業が持つ優れた技術と、新市や周辺の学術・研究機関とを交流・融合させ、新たな産業の創出を促進します。
 また、農林業については、品質のよい農林産物の生産に力を入れ、都市住民との交流等を活かしながら産業全体の振興を図ります。
 さらに、商業・サービス業については、にぎわいのある商店街の創出や新しいサービス業等の振興を図ります。
 ・産官学連携や異業種交流等の推進
 ・起業家や新事業開発支援の推進
 ・技術力の高い企業誘致の推進
 ・新分野進出企業への支援
 ・地域資源を活かしたブランド戦略の推進
 ・集落営農の推進による農業の堅持と農地の保全
 ・魅力ある商業基盤整備と周辺環境の整備・活用 など
 
 定住のまちづくりプロジェクト 
 新市には、過疎化が懸念される地域があります。しかし、この地域は、アウトドア志向・田舎住まい志向の大都市圏の人々には、むしろ魅力的な地域となると考えられます。そこで、この地域の環境や歴史などの資源を最大限に活かしたまちづくりを行い、交流の拡大から定住を促進します。
 ・公営住宅の整備や宅地開発等の推進
 ・地域の特色を活かした個性ある学校教育の充実
 ・学トピア構想 ※1 、気の里構想 ※2 の推進
 ・若者が魅力を感じる都市基盤整備等の推進
 ・空き家アドバイザー等による空き家の活用
 ・少子高齢化地域の集落運営支援
 ・各種定住支援策の促進 など
※1 地域資源を活かした学習活動を通じて交流を図り、地域を活性化する構想。
※2 恵まれた自然環境を村づくりの総合戦略として位置づけ、健康増進の村づくりを推進する構想。
 
 分権のまちづくりプロジェクト 
 新市では、住民が主体となって行財政改革を徹底する一方、地域内分権のまちづくりを進めます。そこで、行政の情報公開と住民の知恵の結集により、行財政改革の進行をチェックするシステムを作ったり、まちづくりに住民の優れたアイディアを活かしたり、住民のさまざまな実践活動を支援していきます。
 ・総合支所の整備と機能の充実
 ・地域自治区等の設置
 ・すみよい地域づくり計画の推進
 ・まちづくりの主役としての高齢者参画の充実
 ・住民と行政との協働のまちづくりの推進
 ・情報公開の充実 など
 
 人材のまちづくりプロジェクト 
 一人ひとりが自己実現できるまちづくりの理念に沿い、人材育成に力を入れたまちづくりを進めます。このため、地域やボランティア・NPO等の活動を支援しながら、まちづくりに資する優れた人材育成を進めます。
 また、子どもたちは新市の共有財産であるという認識の下、学校教育や地域教育の充実を図ります。
・ボランティアグループやNPOなど住民活動への支援
・家庭・地域・学校の連携による教育の推進
・すみよい地域づくり計画の推進・拡充
・「進徳館」の伝統を活かした人づくりの推進
・住民の交流や生涯学習拠点としてのコミュニティセンターの整備
・グローバルで多様化した社会に対応できる人材の育成 など
 
 環境のまちづくりプロジェクト 
 自然環境や景観の保全は、住民の意識啓発とともに、条例や都市計画等で保全の仕組みをつくり、自然環境に配慮した公園等の整備を進めます。
 また、自然保護活動は、住民と行政の協働を推進しながら実現していきます。さらに、省エネルギーや自然エネルギーの導入については、地域の企業等に積極的に働きかけるとともに、関連する企業の誘致を図ります。
 ・計画的な市街地整備と土地利用の適正化
 ・自然環境の保全と森林の水源かん養等の機能の保持
 ・住民の憩いの場としての公園・緑地の整備
 ・リサイクルの推進
 ・花を活かした美しい景観の整備
 ・ハッチョウトンボやホタルなどの希少動植物の保護
 ・風力・太陽光・水力・バイオマスなどの新エネルギーの利活用 など

 
前のページ      トップへ戻る      次のページ
 
HOME