ウェアラブルデバイスを活用したウェルビーイング実証事業の結果について
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更新日:2025年6月26日
令和5・6年に実施したウェアラブルデバイスを活用したウェルビーイング実証事業の結果をお知らせします。
事業概要
排泄予測デバイス DFree を市民に貸与することによりトイレの不安を軽減し、外出機会を創出することで市民の生活の質の向上を図ることを目的に社会実装を見据えて事業を実施しました。
実証結果
令和6年度実証参加者のアンケートでは、実証参加前と比べ 60.9% の方が「外出意欲が向上」し、日常生活及び外出時のトイレの不安も「一定程度改善」がありました。
一方、DFree の継続利用については、80% 以上の方が「利用したくない」との回答でした。
事業の終了について
本事業は、トイレ不安を解消し外出意欲を向上させることに一定の成果が認められるものの、実証参加希望者が非常に少なく、実証参加者アンケート結果でも、DFree を「継続して利用したくない人が 8 割以上」という結果になりました。
一方、骨盤底筋訓練・膀胱訓練に関する講演会参加者は 139 人と非常に多かったことから、機器に頼らずにトイレ不安を解消したい方が多いことが伺えます。以上のことから、DFree には社会実装に必要な需要が認められないと判断し、令和6年度を以って事業を終了することとしました。
ウェアラブルデバイスを活用した外出機会創出事業の結果について(PDF:963KB)
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お問い合わせ
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ファクス:0265-74-1250
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