令和6年 キャリア教育実践事例
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更新日:2025年2月27日
小学校でのとりくみ
学年 | 時間 | タイトル | ねらい・内容・体験した生徒の様子など |
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伊那北 小学校 5年 |
米作り | 地域の農家さんに協力してもらい米作りをする中で、子どもたちは「本当の意味の協力って何だろう?」と都度考え、行動し、振り返りをすることを意識して米作りに取り組んだ。苗づくりから関わった米作りを通して、普段何気なく口にしているごはんは、農家さんたちが長い時間とたくさんの苦労や工夫の末にできていることを実感した。 | |
伊那北 小学校 全校 |
里山学習プログラム | 地域の里山づくりに取り組む団体と協力し、自分たちが暮らす地域の森や自然環境を学びの場とした体験学習を、発達段階に応じて行う。地域の大人から知識や経験の話しを聞き、学んだことを活用しながら体験活動を進めることで、思考力・判断力・表現力を身につけながら里山づくりに参加した。 | |
手良 小学校 3年 |
3時間 | 近隣事業所見学 買い物体験 |
スーパーマーケットで働く人たちや施設の様子を見学し、たくさんの人に来てもらうための工夫を知る。また買い物体験では、お金の大切さやレジでのやりとりの工夫などを知った。季節ごとに店内の音楽を変えている事や、車いすの方用の買い物かごがある事などの新発見できたことを喜んでいた。 |
手良 小学校 5年 |
2時間 | 五平餅工場見学 | 郷土食である五平餅工場の見学やそこで働く人へのインタビューを通して、働く人の工夫や苦労を知る。子どもたちは、工場にある複数の機械によって五平餅が出来上がることや、真空パックして高温加熱処理をする工程の工夫などに驚いていた。同じ工場で、市内の給食用のご飯が炊かれている事にも驚いていた。 |
手良 小学校 特別支援 学級 |
2時間 | パン作り体験 | パン工房を見学し、設備やパンができるまでの工程を知るとともに、実際にパン作りを体験し、製品が出来上がるまでの楽しさを味わった。はじめて見る器具や機械を興味深そうに見ていたり、パン作りの工程ごとに難しさを感じつつも楽しみ、焼き立てパンを美味しくいただいた。 |
西箕輪 小学校 1年 |
年間 | うさぎを飼おう | うさぎ小屋の掃除を当番で担当する中で、うんちからうさぎの健康状態を知ることや、次の当番のことを考えて行動することなどを学んだ。 |
西箕輪 小学校 6年 |
2時間 | 地元企業の工場見学 | 地域の産業や仕事について、そこで働く人からお話を聞き、働く事の大切さや苦労について知った。いろいろな国の人が働いていて、いろんな国が協力して出来上がる製品があると知った。工場内では、人とロボットや機械が、それぞれ得意な事を分担していることが学べた。 |
高遠北 小学校 3年 |
4時間 | 近隣の企業 事業所見学 |
近隣のスーパー、ペレット燃料製造工場を見学し、普段見る事の出来ない仕事の現場で、どんな仕事をしているか、どんなことを工夫したり考えたりしているかを教えてもらった。見えないところでたくさんの仕事があったり、学校の暖房の燃料であるペレットが木材の粉から出来上がる事を知ることができた。 |
高遠北 小学校 4年 |
20時間 | 染め物を売ってみよう | 地元の素材を使った草木染めに挑戦し、製品化した染め物を授業参観と地域のお祭りで販売した。素材により染液を作る難しさを学んだり、自分たちが作りたい製品と、買い手が求める製品が違う事なども実践で学ぶことができた。販売会では工夫をして作った製品が手に取ってもらい完売し、手ごたえを得ることができた。 |
高遠北 小学校 6年 |
6時間 | 縦割り班の活動 | 6年生は、学校で実施する行事や作業、縦割り班での活動の際に、計画を立てたり、活動の中心になって進めるなど、下級生のフォローをしながら意欲的に取り組む事で、他者との繋がりの大切さを学んだり、先輩として自分たちの役割を理解し達成感ややりがいに繋がる体験をした。 |
高遠 小学校 3年 |
4時間 | りんご農園見学・収穫体験 消防署・近隣事業所見学 |
収穫時期のりんご農園を見学し、地域の農家さんから栽培の工夫などについて直接話を聞いた。大切に育てたりんごの収穫体験では、初めて体験する子どもたちも多く、興奮気味に体験させていただいた。 |
高遠 小学校 4年 |
4時間 | エコツアー | 私たちの暮らしを支える仕組みを知るため、ごみ処理施設などを見学した。暮らしの中で出るごみや排泄物がどうななるのかなどについて説明を聞いたり学校にもあるペレット燃料ができるまでを教えてもらい、地域の取り組みを知る第一歩になった。 |
高遠 小学校 5年 |
5~10月 | 米作り | 田植えから稲刈りまでの米作りを実際に体験をしながら、農家の仕事の大変さや工夫について学んだ。収穫体験では、地域の農家さんの動きを見ならい、子どもたちも積極的に作業分担して稲刈りを進めていた。大きなコンバインによる稲の収穫も見学をし、あっという間に刈り取る様子に驚きいていた。 |
中学校でのとりくみ
学年 | 時間 | タイトル | ねらい・内容・体験した生徒の様子など |
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伊那中 学校 1年 |
10時間 | 上伊那めぐり | 上伊那地区を4つのエリアに班分けし、特産品や文化・自然などの特徴調べをする中で、見学や体験をしたい内容を生徒が見つけ、探求に出かけた。地域で活動する方との交流や体験学習を通して、地域の現状を知ったり、良さや課題について考えた。 |
伊那 中学校 全学年 |
夏休み | Inachu マイチャレンジ | 1~3年の生徒が、似たような研究テーマと集まり、長期休みを利用して自ら課題設定をし追及する取り組みを継続している。学年を超えた縦割り班での活動になるため、上級生の前年度の活動発表を参考にし、1年生は自分の興味がある事や疑問などにフォーカスをすることから始まり、追及方法などについて意見交換しながら探求を進め、チームごとまとめ発表を行った。自ら考え、行動する力や、他者とのコミュニケーション力などを身につけることを目指している。 |
東部 中学校 1年 |
食育 | 健康的な食生活の重要性を学び、バランスの取れた食事の選び方や調理方法を身につけるため、地域の食について各クラスごとに学習を進めた。クラスごとに疑問や調べたいことを見つけて活動をする中で、外国籍の保護者を招き、国際交流を通じて、改めて自分の地域の郷土食に目を向けるとともに、他国の郷土料理との違いを学んだクラスもあった。 | |
東部 中学校 3年 |
地域を知り 地域と連携する |
地域の文化や歴史そして現在について、地域の方や市職員からの話しを聞く中で、地域の魅力について調べを進め、地域社会の一員としての役割や責任を知り、地域のイベントに積極的に参加するなど自分たちにできることを考えた。伊那市夏の一大イベントである「伊那まつり」についても、その歴史を学び、ポスター制作や当日の出店をするなど、保護者や地域の大人の助言、協力を得ながら参加し、故郷への愛着と達成感を感じていた。 | |
西箕輪 中学校 1年 |
職業調べ | インターネットを利用し、個々の関心のあり方から職種や仕事の適性調べを行い、適性からお勧めの職業と、自分が今興味がある職業の2種の仕事について調べ、スクールタクトにまとめた。 | |
西箕輪 中学校 2年 |
進路学習 | 進路コンパスを使った、職業調べと高校調べを行い、将来についてより具体的に考えるようになった。また、自身の適性についての分析を行った。 | |
西箕輪 中学校 3年 |
進路講話 | 上伊那の高校の教員や現役高校生を講師に招き、各校で学べることや特色について、また高校生からは実際に高校で取り組んでいるについての話を聞いた。 | |
春富 中学校 1年 |
2時間 | 進路コンパス 職業調べ |
自分の好きなことや得意なことに気づき、業種別の職業適性を知る。家族が就いている仕事について、仕事の内容ややりがい、必要な資格などをインタビューする。 |
春富 中学校 3年 |
2時間 | 進路講演会 | 本校卒業の中現高校3年生を講師に招いて、各高校の校風や特色、受験勉強についてなどの話を聞き、進路選択の参考にした。 |
高遠 中学校 1年 |
6時間 | 森林学習 | 事前学習での桜守さんのお話や学校林整備の体験を通し、自然と向き合うことの大切さや地域の山林を守り続けることの重要性について考えた。 荒天により校内でのワークショップ学習のみになったが、専門家による講習や木材加工実習を行い、身近な森林の役目や木材の活用について、生徒は楽しみながら学習していた。 |
高遠 中学校 2年 |
5時間 | 職場体験学習を終えて | 職場体験学習を振り返ってiPadで発表資料を作成した。また文化祭で代表者がステージ発表を行った。 それぞれが職場体験先で学んだことや感じたことを資料にまとめていた。以前の職場調べの時よりも、より内容が具体的になり、実感の伴った内容になった。 |
長谷 中学校 全学年 |
長谷の出張縁側 給食食材となる野菜栽培 |
伊那市社協の「まちの縁側事業」として、長谷中生が地域の方との交流をする「長谷の縁側」を主催している。本年度は、「長谷中生と長谷地域の幸せ」をテーマに活動展開し、例年学校で実施していた活動を、「長谷の出張縁側」として各地区の公民館に中学生が出向いて交流した。 継続している野菜作りでは、本年度8種の野菜作りに挑戦し、野菜ごとに生徒の縦割りグループを作り、地域の農家さんにインタビューをしながら、野菜作りの楽しさと苦労を学んだ。 |
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長谷 中学校 1年 |
中尾棚田まつりへ協力 | 15年ぶりに復活した地域のお祭りに、案内表示の看板づくりなどで協力した。高齢化が進み、地域に子どもがいなくなり、こども神輿が見られなくなってしまった背景などを知り、子ども神輿復活に向けた棚田まつりに参加した。 | |
長谷 中学校 2年 |
職業調べ 適性診断 |
職場体験学習に向けて、身近にいる大人に職業についてインタビューをしたり、保護者とともに、好きなことから職業適性について調べた。生徒達は、将来に対する生き方理解を深める時間となった。 | |
長谷 中学校 3年 |
進路講話 | 高校の先生を講師に招き、高校生活についてや、学校で学べる事や特色などの具体的な話を聞いた。将来について考えながら、進路を決定していくことに理解を深めた。 |
お問い合わせ
伊那市役所 教育委員会 学校教育課 学務係
電話:0265-78-4111(内線2713)
ファクス:0265-72-4142
メールアドレス:gak@inacity.jp
