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北カレリア地域からヒルヴォネン知事らが伊那市訪問

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更新日:2026年1月15日

入笠山、inadani sees, 信州大学などを訪問

森林・林業、イノベーション、素材開発などの分野における協働の可能性に向けて

森と学びを軸としたフィンランド連携を多様に推進する中、2025年5月には市視察団がフィンランドを訪問し、自然エネルギーや人材育成、教育、森林を活かした産業づくりなど、新たな協働について視察しました。
かねてから「伊那の山に一緒に行きたいですね」と話していた白鳥市長とヒルヴォネン知事。11月18日、北カレリア地域から以下の3名の方々が伊那市を訪れ、それが実現する形となりました。
Mr. Markus Hirvonen マルクス・ヒルヴォネン氏(北カレリア地域知事)
Mr. Seppo Tossavainen セッポ・トッサヴァイネン氏(ヨエンスー市の経済・国際関係担当責任者)
森山奈保美 氏 (BIOSYSエコシステム プロジェクトマネジャー 北カレリア地域との連携におけるコーディネートを担当)
今回の訪問では、自然環境や文化などの市内視察や企業・大学・関係者との懇談を通して、地域連携を探ったり、森林・林業、イノベーション、素材開発など幅広い分野における協働の可能性を深める機会となりました。
ヒルヴォネン知事は今回の訪問を振り返り、「おそらく人生で一番,標高の高い場所へ行くという、とても素晴らしく印象に残る体験だった。市長をはじめ、伊那の大切な友人たちに心から感謝している」と話しました。

入笠山をハイキング

午前中は入笠山を歩き、伊那谷の木や山の植物を実際に見ながら散策を行いました。
風が強く、雪が舞う寒い日となりましたが、ヒルヴォネン知事は「フィンランドに比べたら、この寒さは全然平気!」と笑顔で話し、軽やかな足取りでした。
フィンランドの森林は平地が多く、高い山がありません。
白鳥市長は、森林や山の保全のこと、高山植物の特徴などを紹介しながら案内し、知事をはじめ興味深そうに耳を傾けていました。木々の種類や山の成り立ちについて語り合いながら、自然をゆっくり味わう時間が流れていきました。
歩いているうちに天候は次第に回復し、山頂に着く頃には青空が現れ、南アルプスや中央アルプス、さらには富士山まで見渡すことができ、思わず歓声が上がる場面もありました。
Seppo氏はこの体験を振り返り、
「今日の入笠山でのハイキングは、自然を有効に使うよい例だった。フィンランドは木材活用という点では豊かな産業をもっているが、もっと広い意味で自然の恵みを活用し、今ある林業の価値をさらに高めることに取り組んでいきたい。」と話しました。

ペレット工場や高遠の石仏を見学

午後は上伊那森林組合のペレット工場や、高遠石工の石仏などを見学し、伊那市ならではの自然エネルギー活用の現場、歴史や文化に親しみました。

信州大学でピザ窯の見学、片山教授と学生たちとの懇談

信州大学農学部のキャンパスも訪問しました。
ピザ窯で焼いた手作りのピザを食べ、信大生たちとの交流もありました。

inadani seesでの懇談

5月の視察でフィンランドを訪問したメンバーに加え、伊那市の商工関係者、地域事業者の方々も参加し、今後どのような分野で交流や協働を深めていけるかを模索する機会となりました。
ここでは食品分野での研究やフィンランドでの学び、建築分野での伊那新校の設計の工夫、「月1モイmoi」や小中学生同士の交流など、伊那での取り組みを紹介しました。
その後、移住政策やエネルギー政策、教育分野など双方の強みを生かした更なる連携可能性についての意見交換を行いました。

松喜での夕食会

元々は料亭として地域の人々に親しまれていた築120年の「松喜」では、和室でお茶を飲む体験や、生け花の鑑賞、昔から残っている古い資料やお部屋の見学をした後、夕食会を行いました。
この秋、オープンした1階の創作料理レストラン「日月屋」のシェフによる、伊那谷の旬の食材を使ったお料理を味わいながら、
フィンランドの社会の様子、隣接するロシアの戦争による影響や普段の暮らしの話など、視察のときには見えなかった実情についても知る貴重な機会となりました。

今後もフィンランド北カレリア地域の皆さんとは、定期的な情報交換や相互訪問などを通して親睦を深めながら、お互いについて知り、産業や文化のよさを取り入れることを通して
森と学びを軸としたフィンランド連携をいっそう深めていきたいと考えています。

お問い合わせ

伊那市役所 企画部 地域創造課 地域ブランド推進係

電話:0265-78-4111(内線2155 2252)

ファクス:0265-74-1250

メールアドレス:jkz@inacity.jp

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