第七回「月一モイmoi」フィンランド 地球にやさしい循環とものづくりを語る会のお知らせ
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更新日:2025年6月20日
フィンランド視察×月1モイmoi 「森と学びを語る会」に続き第2弾
フィンランド視察での学びをシェアする会~企業・大学編~
森と学びを軸としたフィンランド連携を多様に推進する中、地域のみなさんにフィンランドの魅力を知ってもらい、
フィンランドの暮らしを自分の暮らしにも取り入れるきっかけになればと昨年12月始まった「月1モイmoi」。
第6回、フィンランド 地球にやさしい循環とものづくりを語る会は7月6日に開催します。
フィンランドの社会では、どんなことが大切にされているのだろう?
5月17日から24日まで、フィンランド北カレリア地域との覚書による連携の推進等のため、伊那市からの訪問団が視察訪問を行いました。
この視察では教育班とビジネス班に分かれ、それぞれの視点で重点的にフィンランドの取り組みを学びました。
ビジネス班は、参加者の専門分野(林業、食品、建築など)に関わる企業や大学などの研究機関を訪問し、資源やエネルギーの循環に対するフィンランドの人々の考え方について理解を深めました。
ビジネスやものづくりに携わる方々の思いを聴いてきたメンバーが、学びや発見を会の中でお伝えします。
会の後半では、天候を見つつ雨や猛暑でなければ、外の木陰で参加者の皆さんとの対話も行う予定です。
フィンランドの人々の、地球の未来に対する思い、循環を大切にするやさしい産業から見えてくるものをきっかけに、
わたしたちの暮らしについても一緒に考えてみませんか。
今回はそんな、月1モイmoiのおさそいです。
注)この会は7月18日に行う全体報告会とは別のものです。
キーワードは「循環」
フィンランドの企業や大学を訪問し、生の声を聴く
今回のビジネス分野での視察では、「循環」に注目しました。
フィンランドでは、中間廃棄物を活用して新たな商品を生み出す産業がさかんです。
たとえば、キノコ栽培によって出る大量の農業廃棄物を、発酵の力で風味調味料へと変身させる技術をもつ企業があります。
環境にやさしい植物由来の食品が、より広く普及する未来を見すえた研究や商品開発を行っています。
また、建築現場から出た廃材や加工が難しい柳の木の残渣などから、農業に使える炭を製造する企業では
使われなくなったものを生かしてごみを減らす技術を、試行錯誤を通して形にするまでの道のりやその思いに触れました。
目的をぶらさず、できることを考える。
環境のために、本当に意味のあることをしたい。
そんなフィンランドの人々の真剣な思いが、様々な場面で感じられる視察でした。
「サステナブル」「SDGs」「エコ」
そんな言葉を耳にするようになって久しいですが、
なんだか難しくて、新しくて、意識が高いようなことのように聞こえてしまう人もいるかも知れません。
だけどフィンランドの取り組みを知ると、それは思っていたよりずっと身近で、
暮らしとつながっていて、いまの課題に対して自然な選択なのだと、
ストンと腑に落ちるような感覚を覚えるのでした。
フィンランドの地球にやさしいものづくりの根っこにある
人の思い、助け合いのしくみ、教育とのつながり、わたしたちの暮らしについて
一緒に考え、ゆるやかにお話ししましょう。
みなさんにお会いできるのを、楽しみにしています。
日時
令和7年7月6日(日曜日)
午前9時30分から11時30分まで
場所
伊那市役所1階 市民ホール (長野県伊那市下新田3050)
対象
どなたでも
参加費
無料
申込
不要
月1モイmoiのインスタグラム
最新情報はインスタグラムで発信します。https://www.instagram.com/fina_moimoi/(外部サイト)
お問い合わせ
伊那市役所 企画部 地域創造課 地域ブランド推進係
電話:0265-78-4111(内線2155 2252)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:jkz@inacity.jp
