信州高遠美術館の概要
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更新日:2020年5月30日
信州高遠美術館 外観
喫茶室 “パレット”
700年余の歴史を持つ高遠は、城下町として政治・経済・交通・文化の中心として栄えました。信州高遠美術館はこのような歴史風土に育まれた豊かな文化芸術的環境のもと、高遠城址公園の南側に、平成4年10月1日開館しました。
収蔵作品は、原田コレクション、郷土作家、郷土ゆかりの作家の作品により構成されています。原田政雄氏は50数年にわたり、親交のあった作家から作品を収集し続けていました。没後、遺族の方によりすべての作品が高遠町(現伊那市)に寄贈されました。その668点を数える原田コレクションが発端となり、美術館建設に至りました。
伊那市は、中村不折、池上秀畝、小坂芝田、江崎孝坪などのすぐれた芸術家を輩出しています。これらの作家に加えて中村琢ニ、平山郁夫など伊那市ゆかりの画家の作品を収蔵作品展で時機に合わせて展示しています。そのほかに特別展を年数回開催し、ホールや研修室ではミュージアムコンサートやアートスクールなどが実施され、多くの方々が参加されています。次世代を担う子どもたちとの関わりを特に重要視して、高校生や保育園児などのギャラリー展も開催しています。
また 中央・南アルプスを望む景色を楽しみながら、喫茶室“パレット”でくつろぐことができます。
このように信州高遠美術館は、山あいの地に700年を越えて引き継がれてきた文化の火を守り、芸術の花咲く地域社会の実現に向けて日々の活動を行っています。
お問い合わせ
伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 信州高遠美術館
電話:0265-94-3666
ファクス:0265-94-3936
メールアドレス:t-bjk@inacity.jp
