ニワウルシの駆除にご協力ください
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更新日:2024年12月20日
ニワウルシとは?
中国原産の木で、神樹(シンジュ)とも呼ばれています。日本には明治時代の初めに渡来し、成長が早く育てやすいこともあり、街路樹や庭木として栽培されていました。名前の「ニワウルシ」は雰囲気がウルシに似ていて庭に植えらえれることにちなんでいますが、本来のウルシとは異なりニガキ科に属しているため触ってもかぶれることはありません。
ニワウルシの特性
生育速度が非常に早く、1年で1メートルから1.5メートルにもなります。また、種子生産能力が高く、風にのって遠くまで種子が飛散します。また、種子のみならず地下茎からからも次々と新苗を出すため、耕作放棄地等の空き地や河原、石垣など至るところに浸食して爆発的な繁殖力を持ちます。
また、葉や樹皮から他の植物の生育を阻害する物質が作られるため(アレロパシー効果)、ニワウルシの回りでは他の植物が育ちにくくなります。
県内でも広く野生化しており、伊那市でも多くの場所で見られる外来植物で、遊休農地や山の斜面等での生育が確認されております。
外来生物法の指定する特定外来種ではありませんが、対策が必要な総合対策外来種となっています。
種子が飛散し成長を始めたニワウルシ
数年放置され成長したニワウルシ
駆除方法
成長が早く繁殖能力も高いため、大木になる前にスコップ等を用いて根から抜き取ることが一番効果的です。伐採を行う場合は、切断面に除草剤を塗るか、幹にドリル等で穴をあけ除草剤を注ぎ込みます。木が小さいうちに根気よく定期的に駆除することが有効です。(除草剤を使う場合、周辺の水路や田畑等に飛散しないよう十分配慮して行うようにしましょう。)
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お問い合わせ
伊那市役所 市民生活部 生活環境課 ゼロカーボン環境政策係
電話:0265-78-4111(内線2211 2212)
ファクス:0265-73-4151
メールアドレス:sei@inacity.jp
