「田んぼダム」について
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更新日:2024年8月21日
「流域治水」の取組
河川管理者が主体となって行う治水対策と、氾濫域も含めて一つの「流域」としてとらえ、その流域全体のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる「流域治水」の取組が全国で行われています。
天竜川や三峰川を含む天竜川上流水系においても、関係者らにより「流域治水プロジェクト」に取組んでいます。このプロジェクトでは雨水貯留施設の設置や整備・設置促進や「田んぼダム」に取組むこととしています。
「田んぼダム」は農業分野での「流域治水」として重要な役割を果たします。水田は、雨水を一時的に貯留し、時間をかけてゆっくりと下流に流すことで洪水を防ぐ機能を有しています。宅地と比較し、水田があることで約2.5倍の流出量の抑制効果が期待できます。
「流域治水」のイメージ
「田んぼダム」について
「田んぼダム」とは、水田が持つ貯水機能を利用し、大雨が降った際に一時的に水を貯め、水田の排水口に調整管や調整板を設置して時間をかけて排水することで、排水路や河川への急激な流出を軽減することができる「取組」です。大雨時に排水路や河川への負担を減らすことにより、「田んぼダム」を実施する地域やその下流域の湛水被害リスクを低減することができます。
「田んぼダム」のイメージ
田んぼダムを始めとする洪水防止機能発揮の取り組み事例(農林水産省)(外部サイト)
「田んぼダム」の手引き(概要版)(農林水産省)(PDF:1,554KB)
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お問い合わせ
伊那市役所 農林部 農政課 農地整備係
電話:0265-78-4111(内線2418 2419)
ファクス:0265-72-4142
メールアドレス:nos@inacity.jp
