新宿区との地球環境保全協定を更新しました

伊那市と東京都新宿区（友好提携都市）では、平成20年2月10日に「新宿区と伊那市との地球環境保全のための連携に関する協定書」を締結しました。このたび、協定の期間が満了することから、令和5年2月17日に同協定書の更新を行いました。

令和5年4月1日から令和10年3月31日まで

カーボンオフセット事業は、間伐による木の成長で見込まれる二酸化炭素吸収量で区内の二酸化炭素排出量を相殺する仕組みです。
平成21年度から令和4年度までの14年間で、対象森林の308ヘクタールが間伐され、合計約3954トン分（令和4年度除く）が相殺されました。また、約18キロメートルの作業道が設置されるなど、森林整備も進みました。

• 長谷溝口（鹿嶺高原）
• 市民の森（ますみヶ丘）
• 伊那富士（長谷中尾、市野瀬）
• 向山（長谷溝口）
• 田城原（長谷杉島）

• 溝口（長谷溝口）
• 田城原（長谷杉島）
• その他伊那市全域の市有林から選定

平成21年5月30日に、「新宿の森の使用に係る協定」を締結し、市民の森（伊那市ますみヶ丘）に約0.4ヘクタールの「新宿の森」を開設し、新宿区のエコツアーや小学校の移動教室などで森林体験の場として利活用しています。今後も、森林体験活動を通して、伊那市と新宿区との交流を広げていきます。