日本の優しい伝統文化「経木」を伊那から
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更新日:2021年2月8日
伊那市は、伝統技術の継承、地域材の積極的な利活用、脱プラ・CO2削減の意識の醸成などを目的に、一人でも多くの方に経木の魅力、日本の優しい伝統文化を発信していきます。
知ってますか?伊那にあるホンモノの経木
経木(株式会社やまとわ生産)
アカマツの木を紙のように薄く削ってできる経木。 生木から1枚ずつ丁寧に切り出します。
伊那のブランド品「伊那マツ」
上伊那産のアカマツ 100パーセントでできている経木。まっすぐ成長して、 香りも色も良く粘りのあるアカマツは「伊那マツ」と呼ばれるブランド品です。
経木は伊那でつくっています!
希少な伝統技術と匠の技 古い機械を復活させ伝統技術を継承する職人や、地域材の活用に着目する心意気ある 職人が伊那にいます。使うことで森を育て。豊かな森を次の世代に引き継ぎます。
機能的で自然に優しい経木はテイクアウトにおススメ
通気性・吸水性に富み、アカマツの優れた抗菌作用や腐敗の抑制効果があると言われ、 木の香りが食材のうまみをひきたて、水にも強く、自然に優しい素材です。
経木と食のコラボレーション
日本の食文化を支えてきた伝統の包装材「経木」。
伊那市では、ブランド品「伊那マツ」(アカマツ)を使った経木の積極的な利活用を検討していこうと、市内飲食店や菓子店にサンプルを配布し、アンケートによりアイデアも募集しています。
料理のアクセントにも
「kurabe CONTINENTAL DELICATESSEN」では、経木と料理の組み合わせをテストが行われました。吸水性に富み、特に抗菌作用や腐敗を抑制する効果があるといわれている、アカマツでできている経木。この日は、持ち帰り用の生パスタや揚げ物、ガレットなどの敷物、テイクアウト用容器の仕切りなどに使われました。伊那谷の食材にこだわっているオーナシェフの渡邊竜朗さんは、魚料理「イワナのコンフィ」とのコラボにも挑戦。経木を燃やす際に発せられるスモークの香りがアクセントになっているといい、「敷物や包装材として使うことで見た目も良くなるし、工夫次第では料理のスパイスにもなる。これからも美味しい食材と伊那の経木を掛け合わせて、新しい形を生み出していきたい」と話していました。
菓子店での活用の検討も進む
「菓子庵石川」では、今夏に発売予定の新商品の包装材に経木を生かせないかと検討しているとのこと。さまざまなシーンでの活用に期待が高まります。
伊那市内飲食店様にアンケートにより経木の使い方のアイデアを募集しています。
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お問い合わせ
伊那市役所 農林部 50年の森林推進課 50年の森林推進係
電話:0265-78-4111(内線2416 2417)
ファクス:0265-72-4142
メールアドレス:50ms@inacity.jp