無人VTOL機による物資輸送プラットフォーム構築事業
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更新日:2023年8月25日
世界初、長野県伊那市が無人VTOL機による物資輸送プラットフォーム構築事業を中央アルプス・南アルプスを推進~全国へのビジネスモデル展開を目指す~
長野県伊那市(市長:白鳥孝)は、中央アルプス・南アルプスにおいて大ペイロードの無人VTOL機を使い、令和3年度より物資輸送プラットフォーム構築プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)を進めています。
本プロジェクトでは川崎重工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:橋本康彦)と委託契約を結び、令和7年度までに伊那市が保有する山小屋(中央アルプス西駒山荘、南アルプス仙丈小屋、南アルプス塩見小屋)への山岳物資輸送ルートと持続可能なビジネス輸送モデルを構築します。
事業スキーム図
事業進捗
令和3年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 通信方式の選定・仮ルートの設定
- 想定事故シナリオ策定・緊急着陸地点検討
- 荷揚げ拠点における機体ハンドリング検討
- 環境影響把握
- ステークホルダー調整
令和3年12月実証動画(Youtube:伊那スキーリゾート標高850m)(外部サイト)
川崎重工は、長野県伊那市と取り組む物資輸送プラットフォーム構築プロジェクトにおいて、開発中の無人VTOL機K-RACERのデモフライトを同県伊那スキーリゾート(標高850m)で実施し、K-RACERが中高度の標高でも問題なく飛行できることを確認しました。 今後は、現在ヘリコプターに頼っている山小屋への物資輸送を、K-RACERで代替することを目指します。
令和4年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 通信品質調査
- 気象状況の把握
- 環境影響調査
- 想定事故対応策検討
- 荷揚げ拠点における機体ハンドリング検討
- ステークホルダー調整
- 運用構想の精緻化
VTOL無人機K-RACER運用動画(Youtube:山岳物資輸送等)(外部サイト)
VTOL無人機K-RACERを活用した3つのユースケースにおける運用イメージ動画です。
0:09(外部サイト)-1:34(外部サイト)ユースケース1:山小屋物資輸送
お問い合わせ
伊那市役所 企画部 企画政策課 新産業技術推進係
電話:0265-78-4111(内線2146 2142)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:kij@inacity.jp