無人VTOL機による物資輸送プラットフォーム構築事業
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更新日:2026年1月20日
世界初、長野県伊那市が無人VTOL機による物資輸送プラットフォーム構築事業を中央アルプス・南アルプスを推進~全国へのビジネスモデル展開を目指す~

長野県伊那市(市長:白鳥孝)は、中央アルプス・南アルプスにおいて大ペイロードの無人VTOL機を使い、令和3年度より物資輸送プラットフォーム構築プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)を進めています。
本プロジェクトでは川崎重工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:橋本康彦)と委託契約を結び、令和7年度までに伊那市が保有する山小屋(中央アルプス西駒山荘、南アルプス仙丈小屋、南アルプス塩見小屋)への山岳物資輸送ルートと持続可能なビジネス輸送モデルを構築します。

事業スキーム図
事業進捗
令和3年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 通信方式の選定・仮ルートの設定
- 想定事故シナリオの策定・緊急着陸地点の検討
- 環境影響の把握
- 荷揚げ拠点における機体ハンドリングの検討
- ステークホルダーの調整
令和3年12月実証動画(Youtube:伊那スキーリゾート標高850m)(外部サイト)
川崎重工は、長野県伊那市と取り組む物資輸送プラットフォーム構築プロジェクトにおいて、開発中の無人VTOL機K-RACERのデモフライトを同県伊那スキーリゾート(標高850m)で実施し、K-RACERが中高度の標高でも問題なく飛行できることを確認しました。 今後は、現在ヘリコプターに頼っている山小屋への物資輸送を、K-RACERで代替することを目指します。
令和4年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 通信品質調査
- 気象状況の把握
- 環境影響調査
- 想定事故対応策の検討
- 荷揚げ拠点における機体ハンドリングの検討
- ステークホルダーの調整
- 運用構想の精緻化
VTOL無人機K-RACER運用動画(Youtube:山岳物資輸送等)(外部サイト)
VTOL無人機K-RACERを活用した3つのユースケースにおける運用イメージ動画です。
0:09(外部サイト)-
1:34(外部サイト)ユースケース1:山小屋物資輸送
令和5年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 複数の無線通信の手法・効果検討
- K-RACER-X2による飛行実証
- 監視員配置位置の検討
- ステークホルダーの調整
- 運用構想の精緻化
令和5年11月実証動画(Youtube:伊那スキーリゾート標高850m)(外部サイト)
実証機「K-RACER-X2」を使った飛行試験およびデモ飛行を実施しました。実証機「K-RACER-X2」は実証機「K-RACER-X1」のメイン・ローター直径を5mから7mとしたことなどにより標高0mでのペイロードを100kgから200㎏へ大幅に向上させました。
令和6年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 複数の無線通信の手法・効果検討
- 運用マニュアル作成と市山小屋における運用方法の検討
- 試作機による自動荷吊り物資輸送実証
- ステークホルダーの調整
- 運用構想の精緻化
令和7年1月実証動画(Youtube:三重県志摩市 志摩総合スポーツ公園)(外部サイト)
実証機「K-RACER-X2」による自動飛行および物資の荷揚げから荷降ろしまでの一連のプロセスを人の手を介さずに行う「無人物資輸送」に成功しました。
令和7年度
- 実施計画の作成・進捗管理
- 複数の無線通信の手法・効果検討
- 山小屋物資輸送のための運用マニュアルの妥当性確認
- K-RACER-X2による目視外自動飛行での物資輸送実証
- ステークホルダーの調整
- 運用構想の精緻化
今後の展望
令和7年度で伊那市の事業としては終了となりますが、事業化に向けた川崎重工業株式会社との連携は、令和8年度以降も継続し、令和10年度からの物資輸送事業開始を目指します。
お問い合わせ
伊那市役所 企画部 企画政策課 新産業技術推進係
電話:0265-78-4111(内線2144)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:kij@inacity.jp
