地域協議会の概要

　伊那市では、合併を契機に一体的なまちづくりを進めると同時に、一方で、それぞれの地区の自然・文化等の地域資源や、地域の課題や特色を活かした個性あるまちづくりを進めています。
　地域自治の充実を図り個性豊かな地域づくりを行うため、地域住民の皆さんの声をできる限り行政に反映させる必要があります。このため、旧伊那市の区域に地方自治法に基づく7つの地域自治区を、また旧高遠町、旧長谷村の区域に合併特例法に基づく地域自治区を設置し、それぞれで地域協議会を運営してきました。
　合併10年を迎え、これまでの地域自治区制度が果たしてきた役割や効果を検証する中で、平成28年4月から法的設置根拠を一本化し、すべての地域自治区を地方自治法に基づく地域自治区として設置し、それぞれで地域協議会を運営しています。

• 平成18年3月31日　高遠町地域自治区、長谷地域自治区を設置（合併特例法による地域自治区）
• 平成18年10月1日　旧伊那市に7地域自治区を設置（地方自治法による地域自治区）
• 平成28年4月1日　すべての地域自治区を地方自治法に基づく地域自治区として設置

　市民と行政が協力して活動（協働）する仕組みをつくり、住民自治の拠点になります。地域の意見や要望をまとめ、行政に反映させます。地域にかかわる重要事項の決定について、市長等に意見を述べることができます。

地域の声を反映するしくみ

1. よりよい地域づくりのため、市長に提言をします。
2. 地域に関する大切なことを、地域に尋ねます。
3. 意見を出し合い、回答を出します。
4. 住民と行政が、各々の立場で共に事業を推進します。
5. 実施後検証をし、互いに調整見直します。

　地域自治区協議書
　伊那市地域自治区条例