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みんなで取り組む鳥獣被害対策

ページID:454101423

更新日:2020年8月4日

野生鳥獣による農作物への被害は、生息数の増加などにより全国的に深刻な状況となっています。上伊那地域では、市町村、農林業団体、猟友会により、上伊那鳥獣被害対策協議会を設置し、広域的に取り組み、野生鳥獣の被害額は令和元年度で5千3百万円余りとなり、前年度より約9百万円が減少し、被害減少率は顕著です。市でも平成27年度の被害額約3千1百万円から、令和元年度では約1千8百万円まで減少させることができました。
しかし、野生鳥獣による被害は営農意欲の減退や耕作放棄・離農の要因となり、さらなる被害を招く悪循環を生じさせることになります。
他にも森林の下層植生の消失による土壌の流出や希少植物の食害、車両との衝突事故など直接的に被害額として現れる以上に大きな影響を及ぼしているのが現状です。

野生鳥獣による市内農産物被害額及び捕獲実績
  H27 H28 H29 H30 R1
鳥獣名 捕獲実績(頭・羽) 被害額(千円) 捕獲実績(頭・羽) 被害額(千円) 捕獲実績(頭・羽) 被害額(千円) 捕獲実績(頭・羽) 被害額(千円) 捕獲実績(頭・羽) 被害額(千円)
ニホンジカ 1,495 31,220 1,170 29,449 1,267 25,884 1,538 20,108 1,669 17,954
イノシシ 49 106 91 122 91
ニホンザル 176 113 117 84 143
ハクビシン 78 76 78 65 84
カラス 285 431 719 418 309

鳥獣被害対策の3つの柱

鳥獣被害対策には、猟友会、地域、行政が一体となって、大きく3つの取り組みを継続して行っていくことが大切です。

1 捕獲

狩猟免許を所持し、市から要請を受けた有害鳥獣捕獲員によって、被害を及ぼす鳥獣を捕獲することで被害を減らします。現在、約200人の猟友会員の皆さんが銃器やわなを使用して捕獲を行っています。

2 防除

農地の周囲に農作物を守る防護ネットや電気柵を設置し、イノシシやシカの侵入を防ぎます。

3 環境整備

本来山に生息しているイノシシやシカなどの野生鳥獣が、集落まで出没して農作物を荒らすようになった原因の一つは、野生動物が集落にはよい餌がある餌場として学習しているためです。その対策として、野生動物に集落には餌があることを学習させないことが重要です。
集落を餌場にしないためには、地域全体で野生鳥獣を近づけない環境整備を行うことが必要です。
以下のような野生鳥獣が出没しにくい環境づくりをお願いします。

地域で取り組む環境整備
 

お問い合わせ

伊那市役所 農林部 農政課 農業経営係

電話:0265-78-4111(内線2412 2413)

ファクス:0265-72-4142

メールアドレス:nos@inacity.jp

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