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帯状疱疹について

ページID:411483308

更新日:2024年9月10日

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルスが原因で起こる皮膚の病気です。多くの方が子どもの頃に感染する水痘ウイルスが、水ぼうそうが治ったあとも体内に潜伏し、加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して帯状疱疹を発症します。
帯状疱疹は50歳以上になると発症率が上昇し、80歳までに3人に1人がり患すると言われています。治療が遅れると後遺症として痛みが残ることがあり(帯状疱疹後神経痛といいます)、睡眠や日常生活に影響を及ぼすこともあります。また、顔面に皮膚症状が現れた場合、角膜炎や結膜炎、難聴などといった合併症を引き起こすことがあります。

帯状疱疹の症状

帯状疱疹が発症してから治るまでの症状の経過は一般的に以下のとおりです。

初期の症状

体の左右どちらかの神経に沿って皮膚の痛みや、違和感、かゆみなどが生じます。痛みについては多くの場合、皮膚の症状の数日から1週間ほど前に現れますが、皮膚の症状が出るのと同時、またはやや遅れて現れることもあります。
痛みは一般的に「ピリピリ」「ジンジン」「ズキズキ」などと表現されることがあります。また皮膚の症状が出る前後には、発熱したりリンパ節が腫れたりすることもあります。

発疹が出てくる

発疹は皮膚の痛み、違和感やかゆみが出た場所に現れます。最初はわずかな盛り上がりや小さなつぶつぶで、多くは胸、背中、腹部など上半身に現れますが、顔面や目の周りにみられることもあります。

水ぶくれを経て治まっていく

皮膚に現れた発疹は、小さな水ぶくれになっていきます。水ぶくれは初め数ミリ程度の小さなものですが、次第に数を増し、帯状に分布していきます。
水ぶくれは1週間ほどで破れ、その後かさぶたとなり、皮膚の症状はだいたい3週間ほどで治まります。

帯状疱疹は早期治療が重要です

原因がわからない痛みや発疹など、帯状疱疹かもしれない症状が出たら早めに医療機関(皮膚科、内科など)で受診し、医師に相談をしましょう。治療の中心は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬の内服で、発疹が出てから72時間以内に飲み始めることが望ましいといわれています。帯状疱疹は適切な治療を受けることで症状を改善することができます。

帯状疱疹を予防するには

免疫機能を高めましょう

帯状疱疹の発症には、免疫機能の低下が関係していることが知られています。免疫機能が低下しないよう、規則正しい生活を心がけ、また日ごろからの体調管理が大切です。

  • 1日3食、バランスの良い食事をとる
  • 質の良い睡眠と十分な休養を取る
  • 散歩やウォーキングなど適度な運動をする
  • 自分なりのストレス解消法を見つけ、リラックスできる時間を持つ

任意の予防接種

50歳以上の方は、ワクチンを接種することで帯状疱疹の発症を抑えたり、重症化や後遺症の予防をすることが期待できるとされています。帯状疱疹のワクチン接種は個人の判断で行う「任意の予防接種」で費用は自己負担となります。
ワクチンによる予防接種は、帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。また接種ができない人、または注意を必要とする人もいますので、詳しくは医師に御相談ください。

お問い合わせ

伊那市役所 保健福祉部 健康推進課

電話:0265-78-4111(内線2330)

ファクス:0265-74-1260

メールアドレス:ken@inacity.jp

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