国道153号伊駒アルプスロード
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更新日:2024年4月1日
伊駒アルプスロードは、伊那バイパスと伊南バイパスをつなぐ国道153号のバイパスで、美篶から三峰川を渡り、東春近、富県、再び東春近を通り、天竜川を渡って西春近、宮田村を経由し、駒ケ根市の伊南バイパスに至る延長11.6キロメートルの道路です。
令和2年度から国の権限代行事業として事業化され、開通に向けて大きく動き出しています。
お知らせ(事業の施行及び用地補償について)(PDF:110KB)
「国道153号伊駒アルプスロード」は天竜川渡河部を先行整備します
「国道153号伊駒アルプスロード中心杭打ち式」を開催しました
整備の効果について
渋滞の緩和による生産性の向上と環境負荷の軽減
国道153号現道の通過交通の分離や渡河部の交差点への交通集中を回避することで、現道の渋滞緩和及び沿線企業の生産性向上を図ります。
竜東地区など天竜川の東側から駒ケ根方面へ向かう場合、現道の主要渋滞箇所である西春近沢渡周辺を通る必要がなく、交通の分散による渋滞緩和が期待できます。
また、渋滞緩和により、燃費の向上・二酸化炭素の排出量削減・環境負荷の軽減も併せて期待できます。
中央自動車道の代替路の確保等
中央自動車道の災害・事故等に伴う通行止めに対し、並行する国道153号を強化し、信頼性の高い道路ネットワークを形成します。
伊駒アルプスロードは、天竜川沿いの現道と離れたところを通るため、天竜川の増水時における影響を最小限にとどめることが期待できます。
南北軸の強化による地域振興
リニア中央新幹線長野県駅の開業を見据え、南北のアクセスを強化することで地域振興を図ります。
飯田市座光寺に設置予定の長野県駅から高遠城址公園までの所要時間が約13分(現況79分が整備後66分)短縮されます。
【出展:国土交通省新規事業採択時評価資料】
権限代行による事業化について
権限代行事業とは
伊那市内における国道153号や国道361号などは、長野県が管理しています。
(一般国道は、国が管理する指定区間と県が管理する指定区間外があります。)
これらの国の管理していない路線において国が行う事業のことを権限代行事業といいます。
(市町村道の整備を県等が代行することもあります。)
なぜ権限代行事業なのか
伊駒アルプスロードは、高度な技術が必要として県では国直轄による権限代行事業を求めてきました。
例えば、東春近から西春近へ天竜川を渡河する箇所については、次の理由から水の流れの把握や橋脚の施工などに高度な技術が必要です。
- 天竜川は、過去に橋の崩落があったほど流れの激しい急流河川
- 下流の川幅が狭い箇所と近接
今後について
リニア中央新幹線の開業までに伊駒アルプスロードの整備効果を発現させることができるように、市として、国の事業に協力していきます。
沿線にお住いのみなさんにはご迷惑をおかけしますが、それぞれの地域課題に寄り添い、一緒に考えてまいります。
伊那市の発展と持続可能な社会の環境づくりには欠かせない事業であると考えています。
ご理解とご協力をお願いします。
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お問い合わせ
伊那市役所 建設部 伊駒アルプスロード推進課 伊駒アルプスロード推進係
電話:0265-78-4111
ファクス:0265-78-8100
メールアドレス:iar@inacity.jp
