太陽熱利用システムを活用しましょう
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更新日:2021年9月7日
太陽熱システムとは?
太陽熱利用システムとは、屋根に設置したパネルで太陽光を集め、熱に変換することで給湯や暖房に利用する、地球にやさしいシステムのことです。
熱を循環させる電気しか利用しないので、従来の給湯システムに比べ、ランニングコストとCO2排出両方の抑制に期待が持てます。
太陽熱利用システムのメリットとデメリット
利用エネルギー | 販売単価 | ランニングコスト | CO2排出量 | |
---|---|---|---|---|
太陽熱利用システム(A) | 電力 400kWh/年 |
20.04円/kWh | 8,416円/年 | 172.4キログラム/年 |
灯油ボイラー(B) | 灯油 550L/年 |
107円/L | 58,850円/年 | 1468.75キログラム/年 |
比較 (A)-(B) | ▲50,434円/年 | ▲1296.35キログラム/年 |
注釈:4人家族を想定し、平均的な使用量等により試算
灯油ボイラーはエネルギーが灯油である一方、太陽熱利用システムのエネルギーは熱を循環させる電気しか利用しないので、電力の1キロワットあたりのCO2排出量は0.431キログラム、灯油1LあたりのCO2排出量が2.489キログラムということを考えると、CO2排出抑制に期待が持てます。
また、ランニングコストの面で全国平均で年間50,000円ほどの削減が見込まれます。長野県は寒冷地であり、給湯量の増加が考えられます。灯油使用量が多くなることが見込まれるため、ランニングコストはより削減される可能性があります。
初期投資は太陽熱利用システムが999,000円(工賃込み)、灯油ボイラーが480,000円(工賃込み)と2倍ほどかかってしまいますが、ランニングコストが年間50,000円ほど抑えられることから、10年ほどで灯油ボイラー導入時との初期投資との差がなくなる見込みです。
この10年間で抑制を期待できるCO2の量は1296.35キログラムで、これはスギの木で約9,300本が1年で吸収する量に相当します。
伊那市では太陽熱利用システムの導入に際し、補助金(上限50,000円)があります。詳しくはこちらまで。
お問い合わせ
伊那市役所 市民生活部 生活環境課 環境政策係
電話:0265-78-4111(内線2211 2212)
ファクス:0265-73-4151
メールアドレス:sei@inacity.jp
