2050年カーボンニュートラル宣言をしました

伊那市では、パリ協定等の世界的な温室効果ガスの削減要請を踏まえ、平成28年（2016）年3月に「伊那市50年の森林ビジョン」を、さらには同年12月に「伊那から減らそうCO2!!～伊那市二酸化炭素排出抑制計画～」を策定し、二酸化炭素の排出抑制に取り組んできました。
昨今の気候変動への対応として、長野県では令和元（2019）年12月6日に阿部知事が「気候非常事態宣言－2050ゼロカーボンへの決意－」を宣言し、伊那市は令和2（2020）年3月に県の宣言に賛同しています。
また、国においても令和2年10月26日、第203回臨時国会において菅内閣総理大臣より「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことが宣言され、国においてもカーボンニュートラルに向けて大きく舵が切られたところです。
伊那市は、豊かな環境を次代に引き継ぐため、地域の産業界との連携や市民総参加による伊那市らしいCO2のさらなる排出抑制に取り組み、加えて、気候変動に対する世界的な潮流と、国及び長野県の動きに歩調を合わせ、「伊那から減らそうCO2!!」の延長線上の目標として、「2050年カーボンニュートラル」の実現を目指すことを宣言します。