長野県南信工科短期大学校の教授と民間企業とで共同開発した新技術「デジタルモールド粉末冶金(ふんまつやきん)」が日本機械学会で表彰されました。
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更新日:2023年7月18日
新産業技術推進協議会スマート工業部会で取り組んだ製造業共同研究プロジェクトにおいて、AI・IoT等の新産業技術の担い手を育成・確保することを目的に、長野県南信工科短期大学校と有限会社スワニー、ナパック株式会社が共同研究を実施しました。
この共同研究で取り組んだ「デジタルモールド粉末冶金技術による生産工程のDX化」に関する長野県南信工科短期大学校中島一雄教授の研究論文が、日本機械学会生産システム部門優秀講演論文表彰を受賞しました。
概要
「デジタルモールド」とは、射出成形用の金型を樹脂3Dプリンターで造形する技術です。この技術はプレス加工にも活用されており、迅速で安価に量産材料で試作ができるものです。その技術に、粉末状の金属を成形し焼き固める技術(粉末冶金)を応用したものが「デジタルモールド粉末冶金」です。3Dプリンターと金属粉末を用いて金型をつくる新技術であり、次のような特徴を持っています。
- 3Dプリンタ応用技術「デジタルモールド」と「粉末冶金技術」の融合技術
- 射出成形金属金型を最短3日で製作可能
- 試作業務の効率化、コスト削減への寄与
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