認知症になっても安心して暮らせる地域づくり
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更新日:2025年7月29日
「認知症になると何も分からなくなる」は間違いです。認知症を正しく理解し、共に安心して暮らせる地域を一緒に考えていきましょう。
認知症とは・・・
さまざまな病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能が低下して、社会生活に支障を来した状態をいいます。記憶機能や言語、運動といった、さまざまな認知機能が障害されます。
MCI(軽度認知障害)
認知機能低下の自覚があるものの、日常生活は問題なく送ることができている状態の事です。健常な状態と認知症の中間の状態であり、適切な予防をすることで健常な状態に戻る可能性があります。
早くに気づくことで進行を遅らせ、ご本人らしい生活を続けていくことができます。また、脳腫瘍、甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症、慢性硬膜下血腫などの病気が原因で認知症と同じ症状が出ることもあります。気になる症状があればかかりつけ医に相談してみましょう。
正しく理解しよう
*認知症学習会
さまざまな専門職と一緒に認知症について学びます。
日時:10月毎週木曜日 全5回 午後1時30分から3時
場所:福祉まちづくりセンター
講師:医師、看護師、薬剤師、精神保健福祉士、包括職員等
受講料:無料
定員:50名(全5回参加できる方優先)
申込開始:8月18日(月)から
(注記)電話・電子申請にて受付
*認知症サポーター養成講座
地域や職場、学校などへキャラバンメイト(講師)が出向き、認知症に関する正しい知識と必要な心構えをお伝えします。お気軽にご相談ください。
日時:随時(希望に合わせて開催)
講習費:無料
市内高校での講座の様子
認知症サポーターとは
特別なことをする人ではありません。偏見を持たず、認知症の人やその家族を見守り共に生きる地域の応援者です。
仲間と出会おう
*本人ミーティング伊那
ご本人が月に1回集まって、語り合っている会です。「集って楽しい!」を大切にしています。
日時:第2土曜日 午後1時から3時
会場:福祉まちづくりセンター
申込・参加費:不要
*介護・認知症カフェ「オレンジ」
ご本人やご家族が集まり、一緒にお茶を飲みながらほっとする時間を過ごしています。相談もできます。
日時・会場:市内5か所・各月1回(注記)日程は毎月の市報を御確認ください。
参加費:200円/回 申込不要。
お気軽にお出かけください。
介護・認知症カフェ「オレンジ」の目印
早く気づき進行を予防しよう
*ひまわり会
物忘れが増えてきた方、外出が少なくなった方、同じ悩みを抱えた人と話をしてみたい方を対象に、脳や体の刺激になることを一緒に楽しんでいます。
日時・会場:
①伊那会場(みのりの杜)毎週火曜日午後1時30分から3時
②高遠会場(さくらの里)毎週木曜日午後1時30分から3時
利用料:250円/回
(注記)送迎希望の方はご相談ください。
9月は認知症月間(世界アルツハイマー月間)
伊那市の取り組み
①高遠ダムライトアップ
世界中でさまざまな建物が認知症支援テーマカラーのオレンジ色にライトアップされます。伊那市では、高遠ダムをライトアップします。ぜひご覧ください。
②伊那図書館 特別展示
期間中、伊那図書館2 階ロビーで認知症に関する書籍等を紹介しています。子ども向けの本もあります。
学習会や講座等のお申し込みは、福祉相談課へお願いします。
問い合わせ先
お問い合わせ
伊那市役所 総務部 秘書広報課 広報広聴係
電話:0265-78-4111(内線2131 2132)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:his@inacity.jp
