第四回「月一モイmoi」フィンランドサウナ体験会レポート
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更新日:2025年3月17日
森と学びを軸としたフィンランド連携を多様に推進する中、地域のみなさんにフィンランドの魅力を知ってもらい、フィンランドの暮らしを自分の暮らしにも取り入れるきっかけになればとの思いからスタートした「月一モイmoi」。
対話や体験を通して新しいコトを知り、フィンランドを通じて見える、もともと伊那市にある暮らしの豊かさを可視化します。
その第四回となる、薪ストーブ・サウナ専門店DLDさんとの共同企画「フィンランドサウナ体験会」を、伊那市高遠のDLD伊那ショールームで行いました。
午前中はおだやかな曇り空の下で、午後はまさかの雪のなか
薪ストーブとサウナのやさしい熱気に包まれ、身も心もほかほかと温まった土曜日のひとときでした。
これまでの月1モイmoiとはひと味違う、大人の参加者が中心の会となりました。
フィンランドとサウナ
日本人にとってのお風呂と同じくらい、一家に一台のサウナが広く普及しているというフィンランド。
If enemies take a sauna together, they will emerge as friends.
敵同士がサウナに入ると、友達になって出てくる
フィンランドにはそんな話もあるくらい、人と人同士の関係を温めると言われています。
日本の公衆浴場でよく目にするのが、高温でカラッとした熱さのドライサウナであるのに対し
フィンランドサウナでは、サウナストーンに水をかける「ロウリュ」で湿度を上げることで、気持ちよく汗をかくことができるのが大きな特徴です。
フィンランドの遊び、モルック
高得点を狙って
戦略が大切
サウナの前に、フィンランドの遊び「モルック」をしました。
簡単なルールであっという間に夢中になり、ゲームの終盤には「勝ちたい!」という熱い気持ちやハラハラドキドキの展開が待っています。
チーム内での作戦や応援で、はじめましての皆さんの間に自然と会話が生まれます。
思い思いのすごし方でサウナタイム
大きな窓から外の景色が見えるサウナ
たき火を囲んで
涼しい外で外気浴
サウナ初心者から、大好きでよく通っているという方まで、さまざまな人が
ひとつの空間で、同じロウリュの蒸気を浴びながら
会話を楽しんだり、
フィンランドの暮らしに思いをはせたり
大笑いしたり、
外の雪をぼーっと眺めたり、
小屋の外ではたき火を囲んで休憩したり、
水風呂や冷たいシャワーを楽しんだり・・・
ゆっくりとした時間が流れます。
DLDさんの温かさ
ねこも甘えに来ました
「うっかり口を滑らせる」という意味のフィンランド語
DLDの皆さんの温かいホスピタリティと、フィンランド文化へのリスペクト、知的好奇心が
この時間にさらなる彩りを加えました。
会場にはいたるところに、フィンランド語の慣用句が書かれた掲示物が。
「どんな意味の言葉だろう?」と予想したり
紙をめくって、答え合わせをしたりしました。
言葉には、その国ならではの文化が息づいています。
暖かい部屋でおいしい食事
北欧風ミートボールとブラウンソース
サツマイモのように甘いじゃがいも
薪ストーブの暖かい部屋で囲む食卓
DLDの、料理上手な社員さんが
フィンランドの食事やレシピを調べて、前日から仕込みをして
ミートボールとブラウンソース、ベイクドポテトを振る舞ってくれました。
薪ストーブを使って火を通したお肉は表面がこんがりと美味しく焼けていて
鉄の鍋で焼いたじゃがいもの甘さには驚きの声も上がりました。
サウナから暖房、料理にまで及ぶ「火」の力を感じます。
サウナだけでなく言葉や料理や遊びを通して
フィンランドの暮らしの豊かさ、多様な「心地よさ」を
五感で味わうことができました。
次回は桜の下でコーヒーとシナモンロールの会
次回の月1モイmoiでは、4月中の平日午後に桜の下でコーヒーとシナモンロールの会をします。
開花の時期やお天気が見えてきたころに、詳細をインスタグラム(@fina_moimoi)で発信します。お楽しみに!
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