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丸山 健太さん  新規就農

ページID:828894550

更新日:2016年4月4日

 丸山さんは、茨城県水戸市内の高校卒業後、同市にある「鯉渕学園農業栄養専門学校」に3年間在学しました。花の栽培に興味を持っていたこともあり、卒業後は伊那市で「アルストロメリア」と「トルコギキョウ」について研修を行い、同学園から新規就農に伴う伊那市移住者第1号になりました。

花に魅せられて

 私は小学生4年生まで、長野県に住んでいました。その後茨城県水戸市へ移住し、高校卒業後、同市にある鯉淵学園農業栄養専門学校で3年間農業の基本を学び、平成26年4月から伊那市で就農し、花づくりに取り組んでいます。

新規就農のきっかけは

 平成25年に伊那市とJA上伊那、鯉淵学園が新規就農支援のための3者協定を結んだことがきっかけで、「アルストロメリア」と「トルコギキョウ」の生産で全国トップクラスの生産量を誇るこの地で農業研修に参加しました。その後も、水戸市で就農するのか、伊那市で就農するのか悩んでいましたが、研修を通じて「美しい花を栽培したい」と感じ、また「支援してくれている方の気持ちに応えたい」という想いから伊那市東春近に就農することを決心しました。

伊那市の特徴や特色

 私は小学生4年生までは長野県で暮らしていたわけですが、正直伊那市に訪れたことはありませんでしたし、なかなかイメージが湧きませんでした。関東に比べて最低気温はマイナス5度から7度と寒さが厳しいことや、雪かき、スタッドレスタイヤが必要なことなど、冬支度をしなければならないことは不慣れなため苦労しています。
 反面、長野県は農業するにはいい環境が整っており、そのなかでも伊那市は中央アルプス・南アルプスを眺望でき、一年を通して四季を感じられることがとても魅力的です。また、就農や住居、農地についても、就農先の農業法人やその地域に住む方が面倒を見てくれたことや、地元の同世代の方が所属している運動サークルに誘ってくれたことを考えると、以前は感じることができなかった「人の温かさ」を感じています。

何もかも初めての経験

 学園では、ハウス野菜や米の栽培を学んできました。そのため、初めての花の栽培は、病気なのか、水が足りないだけなのか、または虫に食われているのかなど、見極めがとても難しく、支援していただいている研修先の農家の方やJA上伊那の普及員の指導の下、失敗を繰り返しながら栽培しています。
 現在は6月から11月までは「トルコギキョウ」の栽培をし、約8,000本をJA上伊那に出荷しています。また、地元の農業法人で働き、伊那市で農業をするための基礎知識を学んでいます。ただ、農業は冬場の仕事が激減するため、その期間は高速道路の除雪作業をして生計を立てています。降雪量が多い日は2、3日は家に帰れないこともあるので、妻と生活のリズムが合わないこともあり大変です。

将来の夢や目標

 農業一本で生計を立てるにはとてつもない時間が必要だと痛感しています。ただ、冬場の除雪作業も生活していくため、将来の準備金だと思えば苦ではないし、水戸市では雪に触れる機会もなかったので大変貴重な経験をしていると思っています。そういう経験をしているなかで、大きな目標を持つことができました。それは、「トルコギキョウ」の品種改良に取り組んでいる先輩農家で勉強させていただいている中で、私自身も「トルコギキョウ」のオリジナル品種を作り、県内や全国に広めていきたいという想いが強くなりました。単に品種改良と言っても私には知識も経験もないため育種の技術も学ぶ必要がありますが、粘り強く夢に向かって努力をしていきたいと思います。

お問い合わせ

伊那市役所 企画部 地域創造課 移住定住促進係

電話:0265-78-4111(内線2251 2253)

ファクス:0265-74-1250

メールアドレス:jkz@inacity.jp

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