岸野靖典さん(兵庫県からIターン)
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更新日:2018年11月12日
「信州そば発祥の地」を代表するそば屋を目指して
岸野靖典さん
おすすめは「高遠そば」
複合施設「赤石商店」で週2回営業中
どんなきっかけで伊那市に移住してきたのか
兵庫県神戸市で19年間サラリーマンをしていましたが、6~7年前に伊那市に遊びに来た際に食べたそばがとても美味しくて、衝撃を受けました。その味を忘れることができず、「もっとそばのことを知りたい」、「信州そば発祥の地伊那でそば屋を開きたい」という思いが膨らみ、平成29年7月に伊那市に移住してきました。
移住後はどのような生活をされていますか
毎日そばの勉強に明け暮れています。移住後は、そばの種まきから収穫、製粉、そば打ちなど、そばをお客様に提供するまでに必要な全ての過程を研究し、実際に市内の複数のそば屋で修行していました。
現在は、高遠そば組合の製粉所の管理を任せてもらい、そば屋などからの依頼を受けていろんな種類のそば粉へ製粉しています。また、経営していくために必要な知識を学ぶため、そば屋での修行も続けています。
やっと複合型施設の赤石商店で「そば岸野」を週2回営業できるまでになりましたが、観桜期など伊那市に観光客が訪れるシーズンはもう少し営業日数を増やせたらと思っています。
伊那市のどんなところを気に入っていますか
とにかく人が優しいというのを実感しています。知り合いの農家の方から旬な野菜をいただくこともあり、「おすそわけ」文化に驚きました。また、水がとてもきれいで空気も澄んでいるので、そばをはじめ野菜など食べるもの全般がとても美味しいです。
6歳の娘も、例えば近くの山で遊んだり、虫を捕りに行くなど、身近な自然に触れたいながらいろんなことを体感して、「たくましくなったなぁ」と実感しています。
ご家族の反応はいかがですか
6~7年前に食べたそばの味が忘れなくて、どこかもどかしい気持ちでいた中で、そんな姿を見ていた妻が「伊那市へ行こうよ」と背中を押してくれました。娘もお友達とお別れするということで寂しがっていましたが、伊那市に来てたくさんのお友達ができたことを喜んでいます。
将来の目標や夢
将来的には、「信州・伊那市のそば屋と言えば、『きしの』だよね」と言ってもらえるような、伊那市を代表するそば屋を作り上げたいと思います。そして、そばについて知識を深めて、今後そば屋を始めたいと思っている人へのサポートができたらいいなと思います。
お問い合わせ
伊那市役所 企画部 地域創造課 移住定住促進係
電話:0265-78-4111(内線2251 2253)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:jkz@inacity.jp
