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さくら織り

更新日:2014年10月1日

 伊那市長 白鳥 孝

 伊那市高遠町には「桜(さくら)守(もり)」がいて、高遠城跡公園の1500本以上の「高遠コヒガンザクラ」を中心に、市内各地の桜の古木、小中学校などの桜の手入れをしています。彼らは、桜の植樹や、テングス病などにかかった樹の手当や、葉や枝を害虫から守り、樹勢回復のための施肥をしたりと、一年中休む時がありません。大雪が降ったときなどは、重たい湿雪で枝が折れないように徹夜で雪を落とす作業をすることもあります。葉の落ちた秋から冬は「桜守」が一番忙しい時期です。それぞれ樹の様子を丹念に診察し、樹の肌に触りながら一本一本の健康状態をみながらの剪定作業です。
 秋冬に手入れをして切った枝は焼却処分しています。ところが数年前に、「もし、燃やすような枝であれば、草木染めに使ってみたい」との話がありました。伊那市内の農業観光施設「みはらしファーム」で機織りをしている「草の家」のお母さんたちからです。
 染めてみると初秋に切った枝は、焦げ茶色をしていました。晩秋に切った桜の枝は、それに少し赤みが加わっていました。初冬のそれは、どこかにピンクを感じさせる色合いに変わってきました。1月・2月と、春に近づく頃の枝は、ピンクに薄い茶色を落としたような、高遠コヒガンザクラの赤にも似た色を出し始めました。そして、3月初めの枝からは、まるで高遠コヒガンザクラの花そのものの色で染め上がりました。
 お母さんたちの染めたハンカチやネッカチーフは「高遠さくら染め」といい、糸を染めて織った布は「高遠さくら織り」として人気です。今年も4月中ごろ、信州伊那の高遠城跡公園では、いつものように、小ぶりの花で薄緋色の高遠コヒガンザクラが花開きます。

日本水道新聞「水魚」自由エッセイ 2014年2月27日号 掲載

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