第16回月1モイmoi オンラインお話会「フィンランド式 心地よい働き方と休み方」レポート
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更新日:2026年3月24日
森と学びを軸としたフィンランド連携を多様に推進する中、地域のみなさんにフィンランドの魅力を知ってもらい、フィンランドの暮らしを自分の暮らしにも取り入れるきっかけになればとの思いからスタートした「月一モイmoi」。
対話や体験を通して新しいコトを知り、フィンランドを通じて見える、もともと伊那市にある暮らしの豊かさを可視化します。
その第16回となるオンラインお話会「フィンランド式 心地よい働き方と休み方」を、3月22日に行いました。

フィンランド生涯教育研究家 石原侑美さん

フィンランド在住ライター モニカ・ルーッコネンさん
フィンランド生涯教育研究家 石原侑美さん×フィンランド在住ライター モニカ・ルーッコネンさん ✕月1モイmoi
「働き方」よりも、「休み方」
フィンランドの人とお話しすると、いつも新鮮な驚きや発見がある気がします。
その理由はきっと、物事に向かう姿勢や考え方が、日本での「当たり前」と全然違うこと。
ふっと浮かんだ素朴な疑問を投げかけてみたり、「あなただったらどうする?」と聞いてみる。
おしゃべりの時間の中に、学びがある。
これまでの枠から、ちょっと自由になれる。
月1モイmoiでいつかやってみたいなぁ、と思っていた、そんなお話会をオンラインで開催しました。
フィンランド生涯教育研究家の石原侑美さんの進行・通訳で、フィンランド在住のモニカ・ルーッコネンさんをゲストにお迎えし、参加者のみなさんが質問できる形でお話し会を開き、
ゆっくりと語り合う日曜日の夜となりました。
フィンランドの人たちは小休憩をじょうずに取る
前半は、石原さんとモニカさんからそれぞれ
フィンランドの人々の「休み方」についてのお話がありました。
フィンランドでは仕事中にコーヒー休憩を取る権利が公的に認められていて、Kahvitauko(意味:コーヒー休憩)という言葉もあるほど。
コーヒーやお茶を飲みながら15分程度の休憩をとることで、なんだかスッキリとした気持ちで仕事に向かえる。
このように、フィンランドが国として人々のウェルビーング(心身の健康)を大切にしているのは、「生産性を上げる」というねらいがあってのことなのだそうです。
「休む」と一言で言ってもその形はさまざま。
眠る、なにもしない、好きなことをする、ひとりになる・・・色々な休み方があります。
自分自身をケアする時間「マイタイム」を一日のどこかで少しでも確保することで、忙しい日々の中でほっと一息ついてエネルギーを補充することができる。
責任ある仕事を持っている人も、子育て中の人も、フィンランドではそのような時間をもつことが大切である、という共通認識があります。
モニカさんが実際どのように「マイタイム」を取っているかのスケジュールや、
その中でどんなことをして心と体をリフレッシュしているのかを紹介してくれました。
お話を聞きながら、
「自分の暮らしにも、こういう時間があったらいいかも」
「自然の中でのマイタイムは伊那でもできそうだな」
なんて思うこともあり、マイタイムを取り入れた自分の暮らしを想像すると、なんだかわくわくしました。
参加者からの質問タイム
後半の時間では、参加者からの質問タイムをたっぷりと取りました。
目の前のことだけに集中する、といっても、それができない時はどうしたらいいの?
フィンランドの「休むことを大切にする」という考え方は、そもそもどうやって根付いたの?
時間通りに仕事を終わらせるために、どんな工夫をしているの?
そんな一つ一つの質問を、石原さんはその意図も含めて上手に通訳してくれて、
モニカさんはしっかりと向き合って答えてくれました。
休むことに対する考え方は、日本とフィンランドで大きく違います。これが今回のお話し会で見えた最大の「当たり前」の違いのようにも感じます。
「当たり前」をひっくり返すことは、とても難しいことのように感じてしまいますが、
「果たしてそれは本当か?」 そんな新たな問いも同時に心の中に浮かびました。
フィンランドには、日本とは違う「当たり前」がすでにある。それを知ることで、希望が見えたり、勇気が出たりすることもある。
その国の「当たり前」を作るのは、一人ひとりの心のもちかた次第なのかもしれません。
日本とフィンランドでは、社会の中で「当たり前」とされていることが違うからこそ、わたしたちはこのように話すことを通して、今の自分の生活を見直すことができます。
今回の会も、終わった後にまだまだ考えたいことが色々と浮かんできて
パソコンを閉じた後も、余韻に浸る夜でした。
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20260322月1モイmoiオンラインお話し会(外部サイト)
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