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春の高校伊那駅伝

更新日:2014年10月1日

伊那の高校駅伝
 長野県高校駅伝に伊那養護学校が参加する?メジャーな大会にどうして参加できるのだろうか?ほんとうなの?と、当時養護学校に勤めていた家内に聞き返した覚えがあります。
 1982年(昭和57年)、第5回の長野県高校駅伝競走に、オープン参加とはいえ6名の伊那養護学校高等部の生徒が参加しています。そして各高等学校の長距離の選手に混じって、限定区間をタスキをつないで走ったのは大いなる驚きでした。今から30年近くも前に、当時の実行委員会、高等学校体育連盟、陸上競技協会など大会開催に関係するみなさんのおかげなのだと頭の下がる思いがしたものです。伊那養護学校のオープン参加はしばらく続いたと記憶していますが、障害を持った子供たちに門戸を開いてくれた、そうした懐の深い思いやりの大会であることを誇りに思えてきます。
 以来この駅伝大会が好きになり、知人の子どもが出場したり、仲間が太鼓で応援したり、地元の高校が走る姿を見ては懸命に応援してきました。当時の駅伝大会は西部1号線(通称:大型農道)を選手が走っていました。春の乾いた南風が畑の土を舞い上げながら吹き、牧草畑にまかれた堆肥の臭いに春の訪れを喜び、柳の芽が動き始めて薄黄色がかってくると、どことなく心浮かれる季節です。ちょうど家内の実家のリンゴ畑が、大型農道の西箕輪JAスタンドの西方にあって、その時期は家族みんなで、妹たち夫婦も手伝ってリンゴ畑で作業をするのが常でした。高校駅伝大会のコースはこのスタンドが中継所となっていて、仕事の手を休めてはみんなでよく応援に行きました。我が家にとっては、いよいよ始まる野良仕事と伊那路を走る春の高校駅伝は、いつもセットの春の風物詩となっていました。
 「春の高校伊那駅伝」は、正式には「長野県高校新人駅伝競走大会」と言います。もう30年を越える全国的な大会へと成長しました。今年は男子34回、女子は27回目となります。第10回からは県外の強豪校を招待するようになり、レベルは格段に高まったように思います。駅伝の盛んな上伊那にあっては、注目も応援も一層力が入ります。2009年(平成20年)からコースはさらに変わりました。男子は伊那市陸上競技場から大型農道を走り、伊那市街地、そして三峰川に沿ってナイスロードを高遠町に向かい折り返すコースに、女子は陸上競技場から同じく伊那市街地を疾走し、大型農道を南に伊那食品工業株式会社の少し南を折り返すコースです。残雪の南アルプスや中央アルプスを遠くに望み、田おこしの始まったばかりの田園風景のなかを走り、歴史の高遠町で大声援をうけて走る選手はさぞかし誇らしい経験だと思います。途中では太鼓や中学生・高校生の吹奏楽、豚汁のサービス、凧揚げ、プランターで育てた春の花を飾り、前夜祭では全国の郷土自慢の物産展など、地元をあげての大応援がされます。
 わたしはこの全国的な春の高校伊那駅伝をさらに充実できないかと思案中です。全国から2000名を越える選手や家族などの応援団がきます。なかには一週間も前から試走のために来る高校もあります。大会が終了しても合同合宿をする有名校もあるようです。宿泊・飲食・買い物など含めれば、駅伝はスポーツに観光を加えた新たな産業ともいえます。選手ばかりか応援団におもてなしの心で接し、またの訪問を促すこともしなければなりません。そうすることは伊那市ばかりか、ロープウェイで千畳敷カールへ、天竜船下りへ、木曽路へ、あるいは諏訪湖の温泉へと長野県内に足がのびるかもしれません。
 また、30年も続いたこの大会を起爆剤として、昨年から「駅伝+通年トレーニング」ができないかと考え、ますみヶ丘の平地林にクロスカントリーコースの整備をはじめました。長距離選手の多くはクロスカントリーに重点を置いているからです。春から秋にかけて、元オリンピック代表の伊藤国光さん率いるカネボウの選手や、有名大学・有名高校の選手が平地林の林間コースを走る。そして全国からは市民ランナーもこの平地林を訪れ、もしかしたらオリンピック選手が風のように横を走り去る出会いがあるかもしれない。そんな思いをめぐらすのです。三峰川沿いのサイクリングロードや、標高1800mの鹿嶺高原・入笠山周辺のコースも、あるいは大芝高原の林間コースもトレーニングコースには向いているかもしれません。私はそんな夢が、この春の高校伊那駅伝にはあるような気がしてなりません。
上伊那郷土研究会 発行 「伊那路」 2011年3月号掲載

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