ごあいさつ
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更新日:2014年10月1日
伊那市長 白鳥 孝
仙丈ケ岳は頂上に雪を残し清例な冬の趣きですが、里の桜の木々は春の陽射しを受けて薄赤に染まってきています。伊那谷は鮮やかな春の季節に入りました。
ふるさとから離れた地でそれぞれにご活躍の皆様方におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私は、昨年4月に小坂樫男前市長から伊那市政を引き継ぎました。市民の皆様との対話と現場主義を大切にし、美しい郷土に生まれ育った子どもたちが誇りを持って暮らしていくことができる伊那市を目指して、市政を進めております。伊那市ふるさと大使、伊那市人材バンク登録者の皆様には、より一層の熱いご指導をいただければ幸いです
「ふるさとだより」は、本号で15号となりました。本年も多くの皆様からご寄稿いただきまして、ありがとうございました。皆様からの温かい提案や、貴重な体験談、鋭い情勢分析などは、時に心和ませられ、時に叱咤激励される思いがいたします。今号も大変内容の濃い貴重な読み物となりました。
リーマンショック以来の不況はほとんど回復する兆しもなく、市町村における財政状況は全国的に厳しい状況が続いています。伊那市では、財源の確保、歳出の削減、事業の選択と集中を進めているところです。地域医療再生、子育て分野での幼保小の連携や保育園の整備、観光産業の振興、農業の復権など、数多くの事業に精力的に取り組んでいます。市民の皆様の要望に応えら有るよう工夫と努力を続けいかなければなりません。
日本中がどことなく沈んだままですが、伊那市では、国道152号高遠バイパスの開通、「伊那市創造館」(旧上伊那図書館)、「伊那市保健センター」(旧中央病院跡地)の完成など明るい出来事もありました。そして、さらに伊那中央病院が三次救急を受付ける為の施設整備、国道153バイパス・環状線整備、広域観光、子どもたちへの木育事業、小学生医療費無料化など、積極的に取れ組まなければならない事が山確です。未来に希望を持って、市政を推し進めてまいりたいと思います。
結びに、皆様方のますますのご活躍を心からご祈念申し上げます。
寄稿 ごあいさつ.伊那市ふるさとだより.平成23年3月.1頁
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