このページの先頭です

サイトメニューここまで
  1. トップページ
  2. 市長室へようこそ
  3. 議会でのあいさつ
  4. 令和5年6月議会定例会あいさつ
本文ここから

令和5年6月議会定例会あいさつ

ページID:428948332

更新日:2023年6月8日

 木々の若葉が色濃くなり、見頃を迎えたバラが輝きを増すことで、伊那の 風景に彩を添え、すがすがしい季節となってまいりました。
 一方、全国的には昨年より早い梅雨入りを迎えており、梅雨の大雨等による災害等も心配する中で、農作物など順調に生育していくことを願うところ であります。
 本日は、令和5年6月市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り誠にありがとうございました。定例会の開会にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

 新型コロナウイルス感染法上の位置づけが、5月8日より第5類に移行し、コロナとの共存に向けた日常が本格的にスタートをするなか、市内保育園や、小中学校、高齢者福祉施設等での集団感染を心配しておりましたが、現在、小康状態となっております。市民の皆様におかれましては、今後も、感染拡大防止に向け手洗いや換気などの取り組みを引き続きご協力を申し上げたいと思います。
 また、明日から「ばら制定都市会議 バラサミット」が伊那市を会場に開催されます。地域住民との協働による美しいバラを咲かせる取り組みを進めている街として、この機会に広く全国に発信していきたいと考えております。本年のバラ祭りは、先月21日から、高遠「しんわの丘ローズガーデン」や中心市街地等において、「伊那バラフェスタ 2023」を開催しておりまして、高遠「しんわの丘ローズガーデン」では、このたび整備しました自動運転の電動カートのお披露目を5月26日に行い、翌27日からローズガーデンのバラ祭りを開催しております。
 高遠町地区では、これに先立ち、長野県により平成28年から整備を進めていただきました国道361号高遠町商店街の無電柱化推進事業が今年度完了見込みとなりまして、ゴールデンウイーク明けには電柱が取り除かれました。伊那谷の古の交通要所として栄えました、歴史ある街並みが復活した事に感慨深いものがあります。市民の皆様にも、咲き誇るバラの花を楽しむことに合わせて街並みもご覧いただければと思います。
 さて、2つのアルプスの雪解けも進み、いよいよ山岳観光の時期を迎えます。特に、南アルプス北部の登山基地として、関東圏を中心に多くの皆様をお迎えする伊那市では、例年同様に、茅野駅からジオライナーを運行するとともに、ジオタクシーの運行も継続いたします。また、今年度からの新たな試みとして、モーニングジオライナーを伊那バスターミナルから運行いたします。モーニングジオライナーは、市街地の宿泊施設にお泊りいただきました登山客を、翌朝の南アルプス林道バスの始発便に間に合うようにお連れする便として運行するもので、JRバス関東株式会社様と連携して実施をいたします。
 社会はまさにウイズコロナの時代へと変化しており、観光客も増加することが予想されます。おもてなしの心を持って、多くの皆様にお越しいただけるように取り組んで参る所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、今議会に提案しております補正予算の内容につきまして、ご説明を申し上げます。
 今回の補正予算は、一般会計の補正をお願いするものでございますが、予算規模は、5億8,900万円の増額をお願いし、予算総額を376億9,130万円とするものでございます。
 特徴的な事業につきまして、ご説明させていただきます。
 はじめに、本年度、地方創生推進交付金がデジタル田園都市国家構想交付金に改称され、その新規事業として採択されました、「デジタル時代のコーポレートブランド推進プロジェクト事業」と「中山間地“伊那谷”に根ざすスマート農業事業」を予算計上しました。
 また、東春近東原工業団地に雨水浸透施設を設置する事業、美原地区に予定をしております防災拠点施設を兼ねて整備する屋内運動場の実施設計委託、伊那北駅周辺の整備に向けた測量業務委託など、伊那市にとりまして新たな取り組みとなる事業の予算を計上しております。
 通算で第36弾となる「新型コロナウイルス感染症対策事業」としましては、新型コロナウイルスワクチンの接種を進めるほか、商工団体等が行う商店街の活性化イベントを支援する予算を計上しております。
 以上が、一般会計に計上いたしました主な事業でございます。
 なお、物価高騰対策につきましては、5月補正予算に計上した低所得世帯への支援等の対策を速やかに推進するとともに、その他の対策は、物価の動向や、国・県の支援策を確認しながら、検討を進めてまいります。
 次に、最近の主な市行政について申し上げたいと思います。
 去る5月19日に長谷総合支所新庁舎の建設工事の起工式を挙行致しました。この施設には、総合支所のほかに、商工会長谷支部やJA上伊那のATMが入り、すでに4月に開所した旧CNH庁舎内の環境省伊那自然保護官事務所、美和土地改良区、南アルプス北部遭対策協と合わせて、交流や防災、産業振興など多機能を有するエリアとして充実を図ってまいります。
 5月26日には、富山市に本社があります株式会社インテックと「新しいまちづくりに関する連携協定」を締結致しました。インテックは、地元富山市などと環境未来都市やスマートシティ、地域ブランディングなどの政策とも歩調をそろえ、地域のまちづくりに貢献されてきた企業でございます。今後、インテックと連携協力をして、人材、産業、教育などの交流を積極的に進め、人や自然のぬくもりが確実に感じられる、伊那市独自のスマートシティの構築や、伊那市らしい地域ブランドの創出を目指してまいりたいと思います。
 また、5月28日には、地域おこし協力隊の制度導入10周年を記念して、伊那市地域おこし協力隊フェス2023を、みはらしファームにおいて開催しました。これまで、隊員の皆さんには、地場産品の開発や、観光、農林業の振興、地域活動の支援などを行って頂き、卒業後も、多くの方が、起業や就職をし、引き続いて伊那市で活動を頂いております。
 今後も、制度を積極的に利用して、地域の活力を高め、移住の促進を図っていく所存でございます。
 以上、最近の市行政のおもな動きにつきましてご報告申し上げました。

 本定例会に提案いたします議案は、一般案件6件、条例案件2件、予算案件1件の計9件でございます。詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議いただきご議決賜りますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。

お問い合わせ

伊那市役所 総務部 秘書広報課

電話:0265-78-4111(内線2133)

ファクス:0265-74-1250

メールアドレス:his@inacity.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

お気に入り

編集

情報が見つからないときは

サブナビゲーションここまで

以下フッターです。