警察官を名乗る男から「あなたは詐欺グループに関与している可能性がある。」と電話があった。
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更新日:2024年11月12日
劇場型勧誘とは、 複数の人物で役回りを分担した巧妙な手口! さまざまなパターンがあります。
相談事例
市内にお住まいの方の携帯電話に、国の機関を名乗る男から「あなた名義で購入された携帯電話が犯罪に使われているので、直ぐに県外の携帯電話を購入した販売店のある所轄の警察署に行くように言われた。
遠方なのですぐには行けないと言うと、こちらで警察と連絡が取れるので待つように言われたが、すぐに警察官を名乗る男が電話にでた。自分の個人情報が洩れており、詐欺グループの一員として捜査していると言われ、聞かれるままに、生年月日、家族構成、銀行残高を教えた。
また電話すると言われ電話を切ったが、冷静になって考えるとおかしいと思い相談した。
消費生活相談員からのアドバイス
こうした複数の業者が登場する詐欺を“劇場型”と言います。劇場型の詐欺とは、何人かの詐欺師がチームを組み、入れ替わり立ち替わりそれぞれの役を演じることで、消費者を信用させクレジットカード番号や個人情報等を盗みとります。以前の詐欺よりも進化してきており、物凄く巧妙で悪質な手口です。
クレジットカード情報を教えた場合は、すぐにカード番号を変更しましょう。また、個人情報が洩れた場合には、今後身に覚えのない荷物が送られてきたり、迷惑電話がきたりする可能性があるので注意しましょう。
おかしいと思ったら、伊那市消費生活センターや最寄りの警察署に相談しましょう。
ひとこと助言
- 自宅の電話は、常に留守番電話に設定し、「犯人からの電話に出ない」対策をとりましょう。
- 電話でお金の話になったら、家族や消費生活センター、警察などに相談しましょう。
注記:この情報は国民生活センターの消費者トラブル事例を参考にしています。
注記:本ページに使用しているイラストは消費者庁イラスト集から転用しています。
伊那市消費生活センター
「困ったときは悩む前に消費生活センターに相談してください。」
場所
市役所本庁舎1階 生活環境課内
相談受付
月曜日~金曜日(祝日及び年末年始を除く)
午前8時30分~午後5時(正午から午後1時を除く)
電話番号
直通(相談専用) 電話:96-8165
生活環境課 電話:78-4111(内線2211)
お問い合わせ
伊那市役所 市民生活部 生活環境課 消費生活係
電話:0265-78-4111(内線2211)
ファクス:0265-73-4151
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