中古車購入トラブル
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更新日:2024年11月12日
ウェブサイトで見つけた中古自動車の購入には注意が必要です。
相談事例
【事例1】
インターネットで見つけた中古車を県外の販売店から購入した。販売店は「走行に問題はなく状態はよい」と言っていたが、走行中にエンジンが止まるトラブルが発生したので、販売店に修理を依頼したが対応してくれない。
【事例2】
事故車ではないと言っていたので県外の販売店から中古車を購入したが、地元の整備工場で見てもらったら事故車だった。販売店に問い合わせたが、連絡が取れなくなった。
消費生活相談員の回答
1.納車時に不具合が見つかったら
- 通常の使用損耗とは言えない不具合があり、その説明を受けていなかった場合は、販売店に無修理を求めることができます。
- 修理が不可能な場合、または、販売店が修理をしてくれず、公道を安全に走れる状態(車検に合格する状態)ではない場合、契約の解除を求めることができます。
2.納車後に車の不具合が出たら
【保証がある場合】
- その不具合が保証の対象であれば、販売店に無償修理をしてもらうことができます。対象外であれば、保証がない場合と同様になります。
【保証がない場合】
- 通常の使用損耗とは言えない不具合で、契約時にその説明を受けていなかった場合は、販売店に無償修理を求めることができます。
- 自然消耗による不具合であれば、修理は自己負担となります。
【事故車と判った場合】
- 事実と異なる説明を受けて購入したことになるので、契約を取り消せる可能性があります。
基本的には、中古自動車のトラブルは、専門的なアドバイスを受けてから販売店との交渉になるため、伊那市消費生活センターでは相談内容を整理して、適切な自動車取引に関係する専門の機関を紹介しています。困ったときは伊那市消費生活センターに相談してください。
ひとこと助言
- 車両価格・支払い総額を確認する。保証の有無・定期点検整備実施状況を確認する。
- 走行距離数・コンデション・ノートで修復歴の有無の確認する。
気に入った中古車を見つけたら、販売店が遠方であっても訪問して車両の状況を確認することをお勧めします。
注記:この情報は国民生活センターの消費者トラブル事例を参考にしています。
注記:本文中のイラストは消費者庁イラスト集から転用しています。
伊那市消費生活センター
「困ったときは悩む前に消費生活センターに相談してください。」
場所
市役所本庁舎1階 生活環境課内
相談受付
月曜日から金曜日(祝日および年末年始を除く)
午前8時30分から午後5時(正午から午後1時を除く)
電話番号
直通(相談専用) 電話:0265-96-8165
生活環境課 電話:0265-78-4111(内線2211)
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お問い合わせ
伊那市役所 市民生活部 生活環境課 消費生活係
電話:0265-78-4111(内線2211)
ファクス:0265-73-4151
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