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たき火通信 其の六十三

更新日:2015年10月1日

地下足袋

 先日、伊那市新山地区で進めている「キットハウス事業」のお建前(たてまえ)に行った時のことです。棟梁(とうりょう)を筆頭に何人かの大工さんのなかに「地下足袋」を履いている粋(いき)な若者がいました。「12枚?」と聞くと、「自分はいつも12枚を履(は)いています」と答えてくれました。12とはコハゼの枚数です。コハゼは漢字で書くと「鞐」、または「小鉤」です。地下足袋や足袋を知らない方には鞐(こはぜ)は何のことか理解できないかもしれません。簡単に表現すると、足袋や地下足袋を履いた時に、後ろでひっかけて固定する爪状のものが鞐です。
 私もかつては、農作業や山作業、沢登りや登山の時には好んで地下足袋を履きました。利点は、まず「軽い」、「フィット感に優れる」、「水切れが良い」、「値段が手頃」、「足袋のなかが汚れにくい」、「大地を掴(つか)むような安定したグリップ感」など、枚挙にいとまがありません。沢登りや荷物が軽い登山の時には12枚コハゼ、荷物が重かったり長い縦走では3枚コハゼと言う風に地下足袋を使い分けていました。脹脛(ふくらはぎ)まで包む12枚コハゼの地下足袋は、何となく歩くスピードが速くなるような気がします。3枚コハゼ地下足袋は「クミアイ印」が抜群です。底のゴムが少し厚く丈夫です。
 地下足袋はわが国の伝統的な履物です。木綿(もめん)製の足袋の底にゴムを貼ったものが地下足袋で、1923年に実用新案登録されていますから、歴史は90年以上になります。私の愛してやまない地下足袋、今では大工、とび職、庭師などの少数派に加えて、少し古い農家のみなさんも馴染みの愛用品です。ネパールなどでは「牛の足」と揶揄(やゆ)されるようですが、日本を代表する優れものの履物です。日本から世界にとびだしてほしいと願うのが「地下足袋」です。
 平成27年10月 白鳥 孝

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