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たき火通信 其の九十五

更新日:2018年10月23日

伊那市消防団の水防訓練


中聖牛

 梅雨の出水期を前に、毎年伊那市消防団の水防訓練が行われます。今年も5月27日の日曜日、三峰川左岸の山田(やまだ)河原(がわら)を会場に、班長以上の団員180数人が参加して行われました。炎天下の河原はジリジリと照り返しで暑く、昼から始まった訓練はぐんぐん上がる気温に水分補給が追いつかないほどです。北原政一(まさかず)伊那市消防団長をトップに、2中隊4小隊に分かれた隊員の腰には鉈(なた)と鋸(のこぎり)、自己確保用のロープを袈裟(けさ)にかけ、ヘルメット姿のいでたちで訓練は整然と進みます。団員のみなさんは、家庭サービスや田植え・畑仕事などを犠牲に、地域のため住民の安全のために出動していただいています。ほんとうに頭が下がります。
 
 中聖牛(ちゅうせいぎゅう)の組み立て、蛇篭(じゃかご)工法、木流し工法、シート張り工法の4隊に分かれて、指南役には伊那建設事務所の職員のみなさんがあたってくれます。基本的なセルフビレイ(自己安全確保)の講習や、もやい結び・テグス結び・のノ字結びなどのロープワークは見ていても難しい技術です。なかでも中聖牛の組み立ては極めて困難で高度な工法です。中聖牛は増水した河川の水勢をおさえる伝統的な水防工法で、武田信玄が考案した技術と言われています。末口15cm、長さ3.6m~7.5mの丸太のアカマツやカラマツを複雑に組み合わせていきます。5mほどの高さに登り、番線を巻きつけ、シノで締め付けながらの作業は、熟達者でなければできません。伊那市消防団は、長年この中聖牛を製作し続けています。かつては全国的にも水防のために作られていましたが、大規模で難しい作業のために今ではその技術はほとんど途絶えています。伊那市消防団は中聖牛を作ることのできる消防団として長野県内はもとより、全国的にも有名な団となっています。
 
 暴れ天竜とその元凶といわれる三峰川を身近に持つ消防団だからこそ、受け継いでいきたい工法です。出水期を前に出番がないことを願いながらも、訓練は毎年繰り返されています。

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伊那市役所 総務部 秘書広報課 広報広聴係
電話:0265-78-4111(内線2131 2132)
ファクス:0265-74-1250

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