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たき火通信 其の八十一

更新日:2017年4月1日

田切地形

 犬田切(いぬたぎり)川は、西春近の「かんてんぱぱ」の北を流れる川で、中央アルプスの辻山(つじやま)を源としています。宮田村と駒ケ根市を境として分ける大田切(おおたぎり)川は、空木岳(うつぎだけ)や檜尾岳(ひのきおだけ)から発源し、中御所谷(なかごしょだに)・北御所谷(きたごしょだに)を従えて、中央アルプス最大の河川として天竜川に合流します。さらに南には中田切(なかたぎり)川が空木岳から、飯島町に至れば与田切(よだぎり)川が越百山(こすもやま)や奥念丈岳(おくねんじょうだけ)から流れ下っています。このように上伊那地域の天竜川右岸(うがん)(下流に向かって右側)からは、「田切」のつく河川が多くあります。田切とは「滾(たぎ)る」の転訛(てんか)したもので、激しく流れる、さかまく、わきかえるさまを指しています。
 花崗岩(かこうがん)の巨大な山塊(さんかい)からなる中央アルプスは、雪や氷、雨などで常に浸食されてきました。加えて稜線から天竜川までの距離が短く、それぞれの田切川をはじめとする中小河川は、まるで「滝」のような様相で一気に流れ下っています。100年ほど前に建設された飯田線も、こうした田切川を渡河するときは、巨大な鉄橋を架けなければならず、高い技術と莫大な工事費が必要になります。そこで無理はせず線路を上流側に上げ、段丘崖(だんきゅうがい)の低くなったところで川を渡り、ふたたび下流に向かう工法を取りました。こうしてできた線形を「Ω(オメガ)カーブ」と呼び、飯田線の特徴ともなっています。飯島町の与田切川を渡る「Ωカーブ」は、川の流れと飯田線と中央アルプスの風景がことのほか人気です。
 江戸時代のはじめ徳川幕府は、江戸・日本橋を起点とする「五街道(ごかいどう)」の整備をしました。なかでも日本橋から高崎を通り、諏訪から木曽を経て草津で東海道に合流して京都に至る中山道は最も長く、宿場も69次(つぎ)と険しい街道でした。中山道はなぜ木曽谷を通り伊那谷を通らなかったかと言うと、天竜川支流には、田切川のような急流河川が多く存在し、出水時などには通行の妨げになっていたからです。
 平成29年4月 白鳥 孝

大田切川支流の黒川源流部(写真)
大田切川支流の黒川源流部

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