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たき火通信 其の三十五

更新日:2014年10月1日


峠の向こうにはどんな景色があるのか?憧憬(どうけい)の期待です

伊那谷と木曽谷を結ぶ峠が「権兵衛(ごんべえ)峠」、高遠町と諏訪を結ぶのは「杖突(つえつき)峠」、そして長谷と大鹿村とのそれは「分杭(ぶんぐい)峠」です。ともに古くから人々の往来や、物資の移送などに使われていました。峠の語源は低いところの鞍部(あんぶ)を指す「タワ」「タオ」が転化した説と、旅の安全を願って道祖神に手向けた「タムケ」が転じたものの説があります。峠は古来から必要・必然によって、しかも合理的にそのラインが引かれています。そしてそれぞれの峠には名前がついています。分杭峠は江戸時代までは三峰川側からは、「鹿塩(かしお)峠」と呼ばれ、反対の小渋川側からは「市野瀬(いちのせ)峠」と、お互い峠の反対にある地名を峠の名につけていました。実は私のライフワークのひとつに「三峰川流域の峠を歩く」というものがあります。なかなか進みませんが、ひとつひとつの峠に立つと往時が偲(しの)ばれ、昔の人たちの声が聞こえてくるような気がします。手良と高遠町長藤黒沢を結ぶ「風越(かざこし)峠」は、手良から黒沢に嫁ぐお嫁さんが峠で故郷を振り返った話を聞きます。同じ藤沢と山室川沿いの芝平にある「北原(きたばら)峠」は郵便屋さんが手紙を持って越えたといいます。「松倉(まつくら)峠」は高遠の殿様が参勤交代で行き来しました。三峰川上流の大横川を詰めると「井川越(いかわごえ)」と「野呂川越(のろがわごえ)」のふたつの峠があります。かつては長谷村の猟師たちがここを越えて甲州まで跋渉(ばっしょう)していたといいます。大動脈として重要な街道の峠もあれば、小さな村々を結ぶ峠もあります。現在確認できた三峰川流域にある「峠」は42か所、地域の歴史を考えると、まだまだ見つかると思います。そして今年歩いてみたいのは、美しい名前を持つ「空(そら)峠」(長谷溝口~大久保)、「聖(ひじり)峠」(高遠町三義~小黒川)、そして難解名称の「半対(はんづい)峠」です。どんな歴史に出会えるのか楽しみな峠歩きです。

平成25年5月 白鳥 孝

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