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たき火通信 其の四十二

更新日:2014年10月1日


家ごとに味のちがう漬物はそれぞれ自慢です。

冬支度

何度か強い霜にあてないと柔らかく美味(おい)しくならないからと、毎年わが家の野沢菜の収穫とお菜洗いは、霰(あられ)の降るような11月下旬か12月の寒い時季になります。霜柱の融(と)けた、ぬかるんだ畑で、野沢菜が土で汚れないように、丁寧に包丁で根元から切っていきます。ひとかかえもある菜っ葉の束がいくつかできると、家の横の小さな用水まで運んで、大きな木の桶(おけ)に水を張って、母や家内が冷たい水に手を入れてお菜洗いです。家の外壁には父が収穫してきれいに洗われた大根が、何列も簾(すだれ)のように垂れ下がって揺れています。400本もあるでしょうか。陽に輝いて美しい伊那谷の農村風景です。わが家では、冬を前に大根と野沢菜を漬けます。そして野沢菜が漬かるまでは、切り漬けと呼ばれる即席の漬け物が毎回の食卓に登場します。12月頃には大根、干し柿、1月になると凍りもちが軒下に揺れます。こうした風景は、どこの家でも普通にありましたが、最近はめっきり少なくなった気がします。ところで伊那市西箕輪羽広には、古くから地域に伝わる「羽広かぶ」という伝統野菜があります。知る人ぞ知る、実は有名な漬け物なのです。先が白く、太い根元が薄紫色のかぶは、酒粕(さけかす)と味噌(みそ)と適量の砂糖で、大きな桶に漬け込みます。そしてちょうど飴(あめ)色になった、1月か2月の極寒の頃に食べ頃になります。私の大好きな漬物のひとつです。味覚、歯ごたえ、辛味など、すべてが100点満点の絶品です。伊那谷の冬の風景がギュッとつまったふるさとの味です。みはらしファームなどで売られていますが、もっともっと力を入れて、信州を代表する漬物に変身できるものと確信しています。

平成25年12月 白鳥 孝

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