伊那市

たき火通信 其の六十八

更新日:2016年3月1日

由紀さおりさんと童謡

 「ぼくらはみんな生きている 生きているから歌うんだ ぼくらはみんな生きている 生きているからかなしいんだ 手のひらを太陽にすかしてみれば・・・・♪」 園児たちはみんな立ち上がって、歌手の由紀さおりさんと先生たちと、そしてお母さんたちも一緒に「手のひらを太陽に」を元気よく踊りながら歌っています。
 由紀さおりさんが伊那に初めて来たのは3年前です。伊那市内の富県・西春近・美篶の保育園で、懐かしい童謡を園児やお父さんお母さんたちと一緒に歌ったり、独唱してくれました。近頃歌われることが少なくなった童謡を子どもたちに歌ってほしい、日本語のもつ美しさを知ってほしいと、毎年伊那市の保育園に来てくれます。歌詞やメロディーに込められた意味を想像しながら歌うことで、子どもたちの感性や情緒を育てようと全国を回っています。ほとんどボランティアです。一つの地域に一回訪れるルールのようですが、伊那市の保育園数が多いのか、伊那市が好きなのか毎年訪れてくれます。
 「子どものための歌がこれほど多い国は日本だけです」、「英語教育も大切ですけれど、まずは美しい日本語から身につけましょう」、「大きな古時計は、3番の歌詞が大切です」などと話しながら10曲ほど歌ってくれます。
 赤とんぼの歌詞にもお母さんたちは驚きました。「夕焼け小焼けの赤とんぼ おわれてみたのはいつの日か」、「十五で姐(ねえ)やは嫁に行き お里の便りも絶えはてた」 おわれての意味は背負われて(おんぶされて)、姐やは嫁に行きの背景には、貧しさのあまり十五才で奉公(ほうこう)に出されたとの解説を受けると、聞いているお母さんたちの涙腺(るいせん)は緩みます。3年連続がもっともっと続くことを願っています。
 平成28年3月 白鳥 孝

園児の前で歌う由紀さおりさん 子どもが大好きな由紀さんです

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