伊那市

たき火通信 其の百四

更新日:2019年4月8日

三風の会なるもの

すっきりとした集合看板が接された小黒川スマートインターチェンジ すっきりとした集合看板

 つくづく先人に感謝します。先人は大きく遡った時代の、もちろん会ったこともなく名前も知らない先祖の皆さんです。平安時代より前、もしかしたら弥生時代かもしれない、いやひょっとしたら縄文かもしれない。「よくぞ先祖はこの伊那の地に住み着いてくれました」、「優れた景観の地、自然災害の少ない伊那谷を選んでくれました」と感謝するのです。
 6年前に上伊那の経営者の皆さんと8市町村長が、地域課題の解決のための意見交換、伊那谷の景観保護、技や精神を継承するための人材育成、具体なモデル地域を選定しての活動を展開するために「三風の会」を立ち上げました。「三風」とはすなわち、風土・風景・風格の三つの風を指します。景観は風景や風土によって培われます。加えてそこに風習や風俗、伝統、芸能が生まれ、人々の連綿とした営みが繰り返されて形成されます。 
 最近、伊那市内の看板の変化に気づいた方がいるのではないでしょうか。伊那西部広域農道(通称:大型農道)や小黒川スマートインターチェンジ付近などに気づきのもとが見られます。看板の形が統一され小さくなって数も減っています。看板の色が茶色系(三風ブラウン)に、そしてフォントが統一されています。小黒川スマートインター出入り口の集合看板や鳩吹公園や市民の森に誘導する集合看板、電柱に掲げられている看板も次第に景観に配慮したものに変えられています。
 小黒川スマートインターチェンジ付近は特に注目です。出入り口の集合看板のほかに木製ガードレールの設置、市道沿線には商業看板を設置しない地域に指定、電柱の看板も三風ブラウンに順次取り換えるなど。これはインター開通前の8月に、道路沿線の80数人の地権者に看板不設置の協力をお願いし、また看板業者の皆さんにも説明と協力をいただき、景観に配慮したモデルを作り上げたのです。日本のインターチェンジ付近にありがちな看板だらけの風景を変えた好事例として注目され、そのご褒美に「NEXCO中日本」より、優れた周辺整備と利用促進の評価を受ける表彰まで受けることになりました。

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